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Last Update/2011.01.30
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Appendix
>>疾風怒濤
 他にもゲヘナやカオスフレア用のスクリプトが公開されているので、興味のある向きは入手されたい。
 IRCでのTRPGを行なう上で、多くの人がお世話になっていること間違いないサイトである。

>>CHOCOA
 スクリプトが作りやすいため、更新がほぼ停止した今でもユーザーは多いのではなかろうか。

>>ダイススクリプト
 実は、irc.cre.jp系にはダイス専用のボットが常駐しており、これを召喚することでもダイスを振ることが出来る。
 ただ、何となくこのサイトでのセッションでは使われていない。

>>特殊なダイスの振り方
 実は、d系とr系、c系、s系の組み合わせもできてしまう。また、#1d33と記入すれば、ちゃんと1〜33までのダイス目を返してくれたりもする。

>>ダイス数は200個
 こんなのは迂闊なT&Tか、全員裁定者のエンゼルギアぐらいだろうか。サーバーへの負担を考えると、多数ダイスの多数振りは控えるべきだろう。

>>ダイスペナルティ
 d系やc系は出目を右端から削り、r系やs系は振り直すほうが処理が上手くいくようである。


◇ IRCダイス ◇

乱数の表現や行為の成否を判断するために多面体のダイスを使用する。
――『Blade of Arcana The 3rd Edition』刻まれし者の宿命

 

基本/ダイス導入>>スクリプト入手>>設定>>応用/共通ハウスルール


基本的なダイスの振り方
 IRCでのダイスは、基本的にダイスボットと呼ばれるプログラムを使用して判定します。ダイスを振るだけなら、簡単なコマンドを打ち込むだけで使うことができます。
 打ち込むコマンドはダイスボットによって異なりますが、普通にダイスを振る場合は、概ね次のように記述します。

#2d6

 すべて半角英数で入力してください。こうすると、ダイスプログラムが「6面体ダイスを2つ」振り、結果を表示してくれます。プログラムによっては、#2d6+3と記述することで、ダイス振りと修正値の加算を行なってくれるものもあります。
 なお、ゲームによっては特殊なダイスの振り方をするものがありますが、とてもありがたいことに、これらに対応したプログラムもインターネットで公開されています。IRCでTRPGが円滑に遊べる大きな力のひとつですので、感謝の心を持って遊びましょう。


IRCダイスの導入
 ダイスボットは、基本的にCHOCOAのスクリプト機能を用いて作られています。このため自分でダイスを用意したい場合は、普段使っているクライアントとは別にCHOCOAを用意する必要があります。
 また、ダイススクリプトは自分の発言自体にはダイスを振らない仕様になっていることが多いため、どの道CHOCOAを別立てで起動しておく必要があります。
 以上の理由から、ダイスを用意する際はマシンパワーに余裕のあるパソコンを使用すると良いでしょう。また、発言権のあるダイスが同じチャネルに複数存在すると、無限にダイスを振り合って大変なことになります。下手をするとサーバーに負荷がかかって……。
 くれぐれも、導入するダイスは1チャンネル1つ。他の人のダイスがあった場合はすぐに自分のダイスを切ることを心がけてください。

 これらのことを踏まえた上で、代表的なダイススクリプトの導入について簡単に解説します。


ダイススクリプトを入手する
 CHOCOAスクリプトですので、まずはCHOCOAを用意してください。
 次に、疾風怒濤さんのサイトからダイススクリプトを入手します。バージョンは0.7b以降であれば特に問題ないでしょう。
 ダウンロードしたファイルを解凍(この手順が分からない人は、ダイス導入を諦めた方が無難です)すると、次の2つのファイルが出現します。

 00ReadMe.txt(マニュアル)
 D_Script07b.csf(スクリプト本体。0.7bの場合)

 このうち、スクリプト本体をCHOCOA.exeと同じフォルダにコピー&ペーストすれば、設置完了です。


ダイススクリプトを設定する
 設置しただけでは、ダイススクリプトは有効になっていません。使用するにはCHOCOAを起動し、次の操作を行なってください。

1.ツールバーの「設定」>「スクリプト設定」を起動。
2.「サービスリストの編集」ウィンドウの「追加」ボタンを押下。
3.D_Script07b.csf(スクリプト本体)をファイル指定。
4.サービスリストに「ダイススクリプトVer4」が表示されたら、チェックボックスにチェック。
5.「OK」ボタンを押下。

 4.のチェックボックスを外すことで、ダイスの同居を防げます。
 なお、独自にダイスを作ることも可能なようですので、腕に覚えのある方は試してみてください。
(但し、実際に使う前に入念にテストしておくことをお勧めします)


特殊なダイスの振り方
 基本的に同梱のマニュアルに書いてあるものですが、代表的な振り方については、マニュアルを入手できない方のため、ここでも簡単に説明しておきます。
(ダイススクリプトVer4のマニュアルを元に作成)

◆共通事項
・真ん中のDやCは半角小文字でも対応。
・異なるダイスの組み合わせや修正値の計算も可能。その際、ダイスを振る合図である「#」は1つだけ(詳細は末尾参照)。
・ダイス数は200個まで。それ以上は入力しても無視されるため、大量に振る場合は分けて行なう。

#nDx
 通常ロール。x面体のダイスをn個振る。
  例: #3d6 ――6面体を3個
 結果: <DICE> NickName:3d6=13(5,6,2)= 13

#nCy
 天羅万象、エンゼルギア系ロール。6面ダイスをn個振り、y以下の出目を数える。
  例: #12c4 ――判定値12、技能レベル4。
 結果: <DICE> NickName:12c4=8(2,6,4,3,2,5,5,4,2,2,2,5)= 8

#nRz
 ダブルクロス系ロール。10面ダイスを振り、z以上の出目は10扱いとした上で、出たダイス数ぶんを再度振り足し(クリティカル処理)。クリティカルが出なかった場合は、1番高い出目を選択して加算。
  例: #10r9 ――判定値10、クリティカル値9。
 結果: <DICE> NickName:10r9=18(10(6,9,1,7,3,7,8,6,10,5)+8(8,2))= 18

※クリティカル値1の場合はダイスの破綻やサーバーへの過負荷が発生するため、必ず#nDxでロールすること(すべて1でなければ達成値=∞と判定されるため)。

#nSy
 シャドウラン系ロール。6面ダイスを振り、6が出た場合は再度振り足し。個別にy以上の値が出たダイス数を数える。
  例: #10s10 ――判定値10、難易度10。
 結果: <DICE> NickName:10s10=2(7[6,1]+9[6,3]+4+13[6,6,1]+11[6,5]+1+2+3+3+5)= 2

◎修正値の計算
 ダイスの後に、*/+-の四則演算記号で記述。
 例1: #3d12+5 ――12面体3つの合計+5。
 結果: <DICE> NickName:3d12+5=26(11,9,6)+5= 31

 例2: #4d10-111
 結果: <DICE> NickName:4d10-111=26(7,6,6,7)-111= -85

◎異なるダイスの組み合わせ
 複数のダイスを同時に振ることが可能。
 例1: #5d6+2d6
 結果: <DICE> NickName:5d6+2d6=17(2,4,6,2,3)+9(6,3)= 26

 例2: #2d10+3d6+12
 結果: <DICE> NickName:2d10+3d6+12=5(4,1)+12(5,3,4)+12= 29

◎応用技
  例: #(2d6+1d4)*1d20
 結果: <DICE> NickName:(2d6+1d4)*1d20=(7(6,1)+2(2))*2(2)= 18

◎その他のコマンド
 #help ――ヘルプを表示。


共通ハウスルール
 オフラインでのダイスロールの際、「机の下に落ちたダイスのみ振りなおしを認める」と同様、IRCのダイスもちょっとしたハウスルールを設けると運用が円滑になります。
 このサイトのハウスルールについては、次のとおりですのでよろしくお願いします。

・ダイスの振り忘れ
 計算ミスなどで、ダイスを少なく振っていた場合は、足りない分だけ再度振ること。なお、応用として一時的なボーナスをあえて分けて振る方法もあり。
 例:本来、10d6のところを8d6として振っていた。
 →:2d6を振り足し。

・ダイス数減少、もしくは振り過ぎ
 一時的なダイス数の減少については、普段どおりに振ってから減少したダイス分、右端の出目を無効として処理しても良い。これが煩雑になるとGMが判断した場合は、再度振りなおすこと。
 例:4d20の判定に、ダイスペナルティ−2dがあった。
 →:6、12、1、20の出目のうち、右から2つ(1、20)を無効として、6と12だけを出目として扱って良い。

・修正値の計算ミス
 出目の修正値が間違っていた場合は、素直に再計算すること。
 例:2d10+5を、+7として振っていた。
 →:結果から2を引く。


In The Dark Night Expansion/管理者:相馬斉遠