▼特殊なダイスの振り方
基本的に同梱のマニュアルに書いてあるものですが、代表的な振り方については、マニュアルを入手できない方のため、ここでも簡単に説明しておきます。
(ダイススクリプトVer4のマニュアルを元に作成)◆共通事項
・真ん中のDやCは半角小文字でも対応。
・異なるダイスの組み合わせや修正値の計算も可能。その際、ダイスを振る合図である「#」は1つだけ(詳細は末尾参照)。
・ダイス数は200個まで。それ以上は入力しても無視されるため、大量に振る場合は分けて行なう。
#nDx
通常ロール。x面体のダイスをn個振る。
例: #3d6 ――6面体を3個
結果: <DICE> NickName:3d6=13(5,6,2)= 13
#nCy
天羅万象、エンゼルギア系ロール。6面ダイスをn個振り、y以下の出目を数える。
例: #12c4 ――判定値12、技能レベル4。
結果: <DICE> NickName:12c4=8(2,6,4,3,2,5,5,4,2,2,2,5)= 8
#nRz
ダブルクロス系ロール。10面ダイスを振り、z以上の出目は10扱いとした上で、出たダイス数ぶんを再度振り足し(クリティカル処理)。クリティカルが出なかった場合は、1番高い出目を選択して加算。
例: #10r9 ――判定値10、クリティカル値9。
結果: <DICE> NickName:10r9=18(10(6,9,1,7,3,7,8,6,10,5)+8(8,2))= 18
※クリティカル値1の場合はダイスの破綻やサーバーへの過負荷が発生するため、必ず#nDxでロールすること(すべて1でなければ達成値=∞と判定されるため)。
#nSy
シャドウラン系ロール。6面ダイスを振り、6が出た場合は再度振り足し。個別にy以上の値が出たダイス数を数える。
例: #10s10 ――判定値10、難易度10。
結果: <DICE> NickName:10s10=2(7[6,1]+9[6,3]+4+13[6,6,1]+11[6,5]+1+2+3+3+5)= 2
◎修正値の計算
ダイスの後に、*/+-の四則演算記号で記述。
例1: #3d12+5 ――12面体3つの合計+5。
結果: <DICE> NickName:3d12+5=26(11,9,6)+5= 31
例2: #4d10-111
結果: <DICE> NickName:4d10-111=26(7,6,6,7)-111= -85
◎異なるダイスの組み合わせ
複数のダイスを同時に振ることが可能。
例1: #5d6+2d6
結果: <DICE> NickName:5d6+2d6=17(2,4,6,2,3)+9(6,3)= 26
例2: #2d10+3d6+12
結果: <DICE> NickName:2d10+3d6+12=5(4,1)+12(5,3,4)+12= 29
◎応用技
例: #(2d6+1d4)*1d20
結果: <DICE> NickName:(2d6+1d4)*1d20=(7(6,1)+2(2))*2(2)= 18
◎その他のコマンド
#help ――ヘルプを表示。 |