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フジテレビが新設した日曜9時ドラマ《ドラマチック・サンデー》の1月スタート第2弾は、江口洋介主演のハートフルな学園ドラマ! 事なかれ主義がまん延する廃校寸前の小学校に、“民間人校長”として熱いガテン系男がやって来た!! 成績重視のクールな超現実主義教師や、学校にまったく期待をしていないイマドキの子どもや親たちと全面戦争!? 問題山積の小学校再生を描くヒューマンドラマ!
「学校を潰す」との成瀬誠一郎(江口洋介)の宣言に、新宮小学校は揺れ動いていた。
原翔子(荒川ちか)の前で倒れた武市幹城(岸部一徳)は、翔子が呼んだ救急車で病院に搬送された。知らせを受けた成瀬、武市かの子(北乃きい)、吉村百合子(堀内敬子)は病院に駆けつけ、主治医(山本圭)から病状を聞く。
予断を許さない状況であるものの、幹城は気丈で、廃校問題で悩む成瀬に、教師は子どもに裏切られるのも仕事だ、あきらめずに向かい続けろ、と助言する。
病院を出た成瀬は、翔子の自宅に向かう。幹城に、翔子が兄のアキラ(竹内寿)から暴行を受けているらしい、と聞いたからだ。呼び鈴を鳴らすと、翔子がドアを開けた。成瀬は、翔子に武市家へ来るよう言うが、アキラが出てきて誘拐罪で訴えると反発。しかし、成瀬は抱えるようにして、翔子を外へ連れ出した。
成瀬は翔子に夕飯を作ってやるが、翔子は反抗的な態度を崩さない。それでも成瀬は、本当にこのままでいいのか、と訴え続ける。
翌朝、翔子が教室に入ると、一瞬にして空気が凍りついた。自分を静観するクラスメートに翔子は、自分をいじめないのか、と挑発。しかし、児童たちは成瀬に言われたことをきっかけに、いじめは止めたと告げた。それでもおどけた態度で挑発する翔子に、児童たちは次々と翔子が嫌いだ、と言いはじめた。ショックを受けた翔子は教室を出て行く。それを見ていた成瀬は…。