福島原発による人的影響

Yahoo!ブックマークに登録

地震の影響で、福島第一から半径20kmと第二から半径10kmに避難指示。さらに、福島第一から30kmに屋内待避を指示。[関連情報]

ヘッドライン

基準値超える放射性ヨウ素検出=福島県川俣町の水道水―厚労省

 厚生労働省は19日、福島県川俣町の水道水から国の基準値を上回る放射性ヨウ素が17日に検出されていたことを明らかにした。18、19日は基準値を下回っている。(時事通信)
[記事全文]

福島、基準超すヨウ素含む水道水 - 産経新聞(3月20日)

福島第一・第二原子力発電所の事故に伴う水道の対応について(PDFファイル) - 厚生労働省(3月19日)
放射線の数値とその影響を理解する - 関連情報エリア
放射性物質検出、健康に影響は? - 放射性物質の基準値は、牛乳や野菜、飲料水などを1年間毎日摂取し続けた時に、健康に害が出ないとされる値を採用したものだという。読売新聞(3月20日)

◇文科省のモニタリング
1都5県の水道水から放射性物質、国基準下回る - 読売新聞(3月19日)
定期降下物、上水(蛇口水)のモニタリング - 文部科学省

川俣町役場
・ 福島県川俣町の周辺地図 - Yahoo!地図

◇食品でも
牛乳とホウレンソウの一部で基準値超す放射線、「人体影響ない」 - ロイター(3月19日)
食品の安全性 - Yahoo!トピックス

◇震災関連のトピックス一覧
東日本大震災 - Yahoo!トピックス

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

放射線の数値とその影響を理解する

基礎知識、Q&A

単位について

国・自治体などによる放射線の計測状況

文部科学省が都道府県別の環境放射能水準調査結果をでとりまとめ、随時情報提供。

原子力施設の事故の情報に際し、大切なこと

放射線が人体に作用を及ぼすメカニズム

被ばく対策【退避・密閉】

  • 放射線から身を守る方法 - 放射線から身体を守るには、放射線が強い場合は「素早く」「避難」すること、放射線が弱ければ「屋内待避」することだけでも有効(特にコンクリートの建物)。?を!にするエネルギー講座

退避・密閉の指標

退避・密閉

被ばくを回避するための服装・避難の際の持ち物対策
服装肌をさらさないものが良く、特にフード付きのコート、雨や雪の時は長靴に手袋
荷物避難袋の中には、懐中電灯、携帯ラジオ、着替え

被ばく対策【ヨウ素剤の配布】

人体に影響を及ぼす放射性物質のひとつ放射性ヨウ素

放射性ヨウ素は、呼吸したり、物を食べたりして体内に入ると喉の甲状腺に集まりやすく、大量に集まった場合は甲状腺ガンなどの障害をもたらす。がん発症の危険性は、赤ちゃんや十代までの子ども、妊娠・授乳中の女性で特に高い。安定性の(放射線を出さない)ヨウ素剤を服用することにより、素甲状腺を「健全なヨウ」で満たすことによって、放射性ヨウ素が甲状腺に取り込まれることを阻止することができる。人体が浴びる放射線量が100ミリグレイ以上になる恐れがある場合に、避難所へ配備され住民へ配られるが、年齢に応じて服用量に差があるなど服用条件があり、専門家の意見に従うことが重要。 (経済産業省)

被ばく線量について

根拠のない情報に注意

住民へのケア

避難住民の受け入れを表明した自治体

被ばく検査について

福島県災害対策本部は被曝の有無を調べる検査態勢を15日から強化する方針を確認。医師や看護師のチームを県や国で180組以上作り、県内約500カ所の全避難所で希望者全員が検査を受けられるようにする考え。検査で基準以上の放射能汚染を確認した場合は、県内の拠点で全身を洗い流す「除染」をする。全避難所への常駐は難しく、医師らの人員確保が課題で、チームの早急な派遣を国に求めている。(産経新聞

専門家のコメント

福島原発での放射能汚染(被ばく)

被ばくとは

外部被ばく

現行の法令等における外部被ばくとは、法律、政令、省府令、規則及び告示における外部被ばくに係る諸量は、以下のように分類できる。
  • 外部被ばく - 文部科学省
    • 放射線防護基準を定める量
    • 放射線業務従事者等の線量限度を定める量
    • 使用施設等に係る基準(管理区域の基準、しゃへい物に係る限度)を定める量
    • 運搬に係る基準を定める量

内部被ばく

内部被ばくにおける等価線量は、体内に取り込まれた後に複数の組織・臓器に分布している放射性核種から放出される放射線により、1つの組織・臓器が受ける吸収線量に、線質に係る放射線荷重係数を乗じて得られるものである。内部被ばくに係る線量は、成人に対しては50年間の、子どもに対しては摂取時から70歳までの総被ばく線量を体内摂取時の線量として評価される。

解説

人体が放射線を浴びること。体の外にある放射性物質によって被曝(ひばく)する場合を「外部被ばく」、呼吸・飲食・皮膚などを通じて体内に入った放射性物質で被曝する場合を「内部被ばく」と呼ぶ。いずれの場合も、放射線を受けた細胞、その遺伝子や染色体など様々なレベルで障害が起きる。

コトバンク

政府発表とメディア報道の問題点とは

パニックを避けるための原発報道の受け止め方

関連トピックス

▲関連情報の先頭へ


PR
iPhoneでもYahoo!ニュース
Android版トピックスアプリ登場