原発に地上58mから放水へ 政府、新機材投入政府は19日、東京電力福島第1原発の放水作業に、地上58mから放水できる「生コン圧送機」1台を新たに投入する方針を決めた。既に横浜市内の倉庫を出発し、現地へ向かっているという。 圧送機は、長さ58mの折り畳み式アームを装備しており、生コンクリートにポンプで圧力をかけ、ホースを通じて高所に放出する。中高層ビル建設などで高い場所に生コンを運ぶために使われており、生コンの代わりに水を入れれば、高い場所からの放水が可能になる。 枝野幸男官房長官は記者会見で「より安定的に注水できる機材について手配の作業が進んでいる」と説明した。 【共同通信】
|