C5001T、C3001H、C3003P、A3011SA、A3012CA、A3013Tご利用のお客様へ
日頃はau電話ならびにEZwebサービスをご利用頂き誠にありがとうございます。

 一部のau携帯電話機で、EメールまたはCメール(文字メッセージ)の本文中に記載されたURL(アドレス)を選択して携帯電話向けホームページにジャンプした場合、ジャンプ前に閲覧していたホームページのURLが、ジャンプ後のホームページを管理しているサーバにReferer(参照情報)として送出される事象が生じています。
 これは、お客様個人を特定する情報(氏名、Eメールアドレス、電話番号など)が外部に送出されるものではありません。しかしながら、お客様に安心してご利用頂けるよう、該当する携帯電話機はソフト変更を実施して出荷するとともに、店頭でのソフト書き換え受付を実施させていただきます。

  1. 対象機種 2001年12月以降に発売された下記商品
        C5001T、C3001H、C3003P、A3011SA、A3012CA、A3013T

  2.発生原因 上記商品に搭載したブラウザのソフト不具合

  3.改善方法 @メーカ出荷前に上記商品のソフトを変更し、対策済み商品を順次出荷します。
         (C3001H、C3003P、A3012CAは、7月下旬以降、
          既に対策済み商品を出荷開始しています)
         A所定のau販売店において、上記商品のソフト書き換えを
          無償で実施させていただきます。(8月中旬より開始予定)

    ※ブラウザ履歴をクリアする設定(自動または手動クリア)を行うか、EメールまたはCメールから
     メール本文中のURLへジャンプする前に携帯電話機の電源を一旦切れば、本件の事象は発生しません。
     (但し、A3012CAは、今回の事象については手動クリアのみ有効)

      ●ブラウザ履歴自動クリア設定方法
        ・C5001T/A3011SA/A3013T/C3003P
          「EZメニュー」→「EZ設定」→「ブラウザ履歴クリア設定」→「自動設定する」
        ・C3001H
          「EZメニュー」→「EZ設定」→「履歴クリア設定」→「履歴クリアする」
      ●ブラウザ履歴手動クリア方法
        ・A3012CA
          「EZメニュー」→「ブラウザ履歴クリア」→「クリアする」

  4.案内方法 当社ホームページ、DM(請求書同封物)などでご案内申し上げます。

 なお、EZweb「料金照会」サイトのURLを変更することで、ご利用者以外の料金が閲覧できるという事象がありましたが、これは、お客様個人を特定する情報が外部に送出されるものではなく、携帯電話機のソフトも問題ありません。(「料金照会」サーバのソフト変更により対策済みです)

また、正しいご理解をいただくため、一部報道内容について、以下の通り補足させていただきます。

【内容1】利用料金などの個人情報が第三者に漏れる欠陥があることが判明との報道について
・次の条件の下で、一定の情報が送出されることがありますが、個人が特定できる情報が漏れることはありません。(なお、料金情報が漏れるという点については、以下の「内容2」をご参照ください。)
・情報があるサーバに送信されるための前提条件としては
  −該当移動機のEZweb機能で、SSLのかかっていないURL−Aを見る
  −待ち受けに戻る
  −Eメール、Cメールを見て、そこに記述されているURL−Bにジャンプする
  −このとき、URL−BのサーバにURL−Aのアドレス情報(測位情報等の場合もあります)が送信される。
  −URL−AにSSLがかかっている場合は送信されません。
  −メールからのURLジャンプを行わなければ送信されません。
  
【内容2】たとえばauの携帯電話用ホームページで利用料金を確認した後、他の業者のページを見ると、業者に料金情報が漏れてしまうとの報道について
・他の業者のページを見るのみではURL情報は漏れません。上記内容1の手順を踏んだ場合に限って、その直前に閲覧していた料金情報を表示しているURLアドレス情報が業者サーバに送信されます。
・上記の場合に、業者は入手したURL情報を用いれば、アクセスした加入者の料金照会ページを見ることができますが、個人の特定はできません。
・料金情報表示の問題は、弊社の料金情報照会ページの作りの問題であり、今回の携帯電話ソフトの不具合とは関係ありません。従来の料金情報照会ページでは、料金情報照会のキーとなる情報がそのURL中に含まれていたため、個人の特定は不可能ながら他人の情報を参照することも可能でしたが、現在では、情報照会のキーとなる情報をURLに表示させない対策を執りましたので、そのようなことは不可能となりました。
・7/31以降は料金照会URLを入力しても料金情報を見ることができないように致しました。

 今回の事象については、上記にもご説明した通り、個人を特定できる情報が外部に送出される事はありませんが、閲覧したページのURLが意図しない形で外部に送出される事から、ご心配なお客様には、無償でバージョンアップすべく準備を進めております。
ご理解・ご協力をお願い致します。