選抜高校野球 開催を決定 |
高野連は開催を決定 |
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東日本大震災の影響で開催するかどうか検討されていた春の選抜高校野球は、予定通り開催することが決まりました。
春の選抜は、東日本大震災の発生により、中止の可能性も出ていました。
しかし、高校球児の姿が被災地のみならず、日本中の人たちにとって一筋の光となることを強く願い、開催を決めたということです。
選抜高校野球大会の朝比奈豊会長は「ひたむきなプレイを続けることで被災地の皆さんの連帯につなげることがよいのではないか」と話しました。
被災地の茨城県から出場する水城高校の飛田知希主将は「嬉しいですが、不安な人がいるので複雑な気持ちです」と話しました。
大会では試合の合間の時間を短縮してナイターを避け、ブラスバンドなど鳴り物による応援はすべて禁止します。
また収入の一部を義援金として被災地に贈るということです。
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2011/03/18 21:21
更新) |
和歌山県防災航空隊が見た被災地 |
和歌山県防災航空隊が被災地へ |
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東日本大震災でヘリコプターを使って被災者の救助にあたった和歌山県防災航空隊の副隊長が、救助隊から見た被災地の現状を語りました。
学校の屋上には「SOS」の文字。
崩れ落ちた家屋からは、防災ヘリで被災者が救け出されます。
和歌山県の防災航空隊が地震発生の翌日に撮影した、宮城県石巻市の映像です。
任務を終えて帰着した川島康司副隊長は、「透析の期限が迫った方、病気の方、けがをされた方、数人おられた。水の上に浮いている建物とか、今にも崩れてしまいそうな建物がたくさんあった。我々が送られた地域は、ほんの一部。地上の消防も一生懸命やっているが、まだまだ手の入っていないところはあると思う。達成感は、今のところ感じられない。再び被災地に赴いて、まだ助けを求める方たくさんいらっしゃったので、そういう方々を一日でも早く救助していきたい」と話しています。
今回の地震では、津波によって道路があちこちで寸断され、防災ヘリが大きな役割を果たしています。
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2011/03/18 21:21
更新) |
阪神の選手らが募金活動 |
藤川投手が提案 |
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プロ野球阪神タイガースの選手たちが東日本大震災の被災者のために募金活動を始めました。
18日午後、大阪・梅田に阪神タイガースの選手らが集まり道行く人に募金を呼びかけました。
募金活動を提案したのは藤川球児投手で球団側もバックアップして実現しました。
藤川投手は「今、仙台や宮城、東北にいって助けることが出来ないのでこっちから少しでも力になりたいとみんな考えてたみたいなんで・・・次は、プレーで元気を与えることが必要であれば、せいいっぱい頑張ってやっていきたい」と話していました。
タイガースの選手による募金活動は今後も続けられる予定です。
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2011/03/18 19:22
更新) |
被災地へ届け 使い捨てカイロを増産 |
業界全体で100万枚を被災地へ |
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依然として厳しい寒さが続く被災地に、一枚でも多く使い捨てカイロを送ろうと、大阪のメーカーは増産を決めました。
大阪に本社がある桐灰化学では、例年、この時期は定期検査のため、工場の生産ラインを止めていますが、機械を組み立て直して製造に当たっています。
厳しい寒さが続く被災地では、ガソリンや灯油が不足し、使い捨てカイロが必要とされているため、急遽増産を決めたといいます。
桐灰化学の中村聖一郎マーケティング部長は、「寒くなると体も冷えて、病気にもなりますので少しでも早く温めていただきたい」と話していました。
メーカーでつくるカイロ工業会は100万枚の使い捨てカイロを被災地に無償で送る予定です。
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2011/03/18 19:21
更新) |
「帰国したい」 関西空港に外国人の長い列 |
フランス政府はチャーター機を用意 |
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関西空港では一時帰国しようとする外国人が航空券を求めて長い列を作っています。
フランス政府は18日、帰国を希望する人のため関西空港から国外に出る特別チャーター機を4便用意しました。
カウンターには朝からチケットを求める人が長い列を作りました。
帰国者らは「お父さんから心配だから帰るように言われた」「だんなのお母さんから電話あってここは大阪なのに地震と原発の映像見て、お母さんも妹も泣いててとりあえず戻ってきてと」「一度帰って安心させてまた日本に戻りたいと思います、原発の問題はフランスやヨーロッパでは敏感、チェルノブイリもあったし」と話していました。
このほかドイツ大使館が帰国者のために情報提供のカウンターを設けたほかイギリスやオーストラリアの総領事館も関西空港に職員を派遣しています。
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2011/03/18 19:21
更新) |
救援物資を送るには |
救援物資を送りたい方は、直接、現地に向けて送らずに、まず、都道府県の窓口やホームページで情報を確認してください。
救援物資の受付を行なっている自治体、団体は以下の通りです。
★大阪市
06‐6208‐8841
未使用の毛布、ペットボトル水、タオル、ウェットティッシュ、紙おむつ
(22日〜4月28日)
★箕面市社会福祉協議会ボランティアセンター
072−749−1535
未使用のタオルや毛布、消費期限が切れていない食料品(生もの以外)、粉ミルク、紙おむつ
★姫路市役所
079−221−2111
未使用の毛布・タオル・下着など
★大阪・高石市役所
072−265−1001
未使用の毛布・タオル・衣類生理用品・紙おむつ・粉ミルク
★兵庫県
078−362−9821
未使用のコート・防寒着
(24日まで三木総合防災公園)
★徳島県
088−621−2297
飲料水・食料品・粉ミルク・毛布・おむつなど
(電話相談の上で受け付け)
★和歌山県
073−441−2472
飲料水・カップ麺・ウエットティッシュ・使い捨てカイロの4品目。
(19日まで和歌山競輪場など)
★京都府宮津市
0772‐25−1630
毛布、タオル、マスク、トイレットペーパー、紙オムツ、軍手、携帯カイロ、生理用品、肌着、雨具、ティッシュペーパーの11品目
(31日まで宮津市体育館)
★兵庫県明石市
078−918−5025
コート、ジャンパー等の防寒着
(3月23日まで明石市役所)
★京都府京丹後市
0772−69−0140
水(ペットボトル)、食料(常温保存)、白米、毛布、携帯用カイロ、生活用品(歯ブラシ、タオル)
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2011/03/18 19:19
更新) |
警察の救援隊が見た被災地 |
「被災地は想像以上‥‥まるで悪夢」と語る奈良県警の警察官 |
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東日本大震災の被災地で救助活動をしていた奈良県警の緊急援助隊が奈良に戻り、現場の状況を報告しました。
隊員は、「想像していた以上の光景で、まるで悪夢のようでした」と語りました。
被災地では、自衛隊のほか、全国の警察・消防が救助活動をしています。
奈良県警からは46人の緊急援助隊が11日に出発し、岩手県岩泉町などで活動してきました。
残念ながら、遺体の収容が主な任務となり、生存者は発見できなかったということです。
会見した奈良県警緊急援助隊の中西勝彦小体長は、「自ら被災しているのにもかかわらず、『ありがとうございました』と丁寧に頭を下げていただいた時には、感動と申し訳なさで胸が一杯になりました」と語りました。また被災地では、食品や燃料の不足、寒さが深刻だと、厳しい現地の状況を話していました。
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2011/03/18 12:35
更新) |
みずほ銀でシステム不具合 未だ振込できず |
19日からの三連休中に完全復旧を目指す方針 |
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みずほ銀行のシステムに不具合が生じている問題で、18日朝から一部が復旧し、引き出しなどができるようになりましたが、現在も振込はできません。
みずほ銀行は、今月15日からシステムに不具合が生じ、全国のATMや国内の440店舗の窓口で振込や取引ができなくなりました。
18日朝から一部が復旧し、開店から店舗のATMや窓口では引き出しや預け入れなどができるようになりましたが、現在も振り込みはできません。
銀行を訪れた客たちからは、「給料がきょう振込だけど、入っていない。困ります」「会社の経理担当者がすごく不便がっている」「バタバタしてる」といった怒りに近い声が返ってきました。未処理件数は17日夜の時点で、50万件、6500億円にも上ります。
みずほ銀行は19日からの3連休中に、完全復旧を目指すとしています。
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2011/03/18 12:23
更新) |
被告の男に死刑求刑 舞鶴・女子高校生殺害 |
「犯行は冷酷、残虐で、酌量の余地もない」と断罪(京都地裁) |
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3年前、京都府舞鶴市で女子高生が殺害された事件の裁判で、検察側は被告の男に対し、死刑を求刑しました。
この事件は2008年、京都府舞鶴市の川の近くで、高校1年の小杉美穂さん(当時15歳)にわいせつな行為をした上、鈍器で顔などを殴って殺害したとして、無職の中勝美被告(62)が殺人などの罪に問われているものです。これまでの裁判で、中被告は一貫して無罪を主張しています。18日の裁判で、検察側は、「複数の目撃情報や防犯カメラの映像から、事件が起きた夜、中被告が小杉さんと一緒に現場付近にいたことは間違いなく、被告が犯人であることに合理的な疑いを差し挟む余地はない」としました。その上で「遺体の状況からも、犯行は冷酷かつ残虐で、酌量の余地もない」として、中被告に死刑を求刑しました。判決は、早ければ来月にも言い渡されます。
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2011/03/18 12:14
更新) |
橋下知事 府内市町村に被災者受け入れへの協力要請 |
大阪府の橋下知事は東日本大震災の被災者の受け入れに関して生活支援などの協力を市町村に求めました。
17日午後、大阪府内の市町村の代表6人が府庁を訪れ、橋下知事と東日本大震災の被災地支援について話し合いました。
このなかで橋下知事は被災者の避難生活の長期化が見込まれるため、大阪でも最大2000戸の府営住宅などを用意して被災者を受け入れるという方針を示し、市町村側に生活支援への協力を求めました。
橋下徹大阪府知事は「人・モノを送るのは限界。被災者のみなさんに一時的に『疎開』してもらう。医療的にも、物資や人はこちらにくればきちんとできるので」と話しました。
市町村側は政令市の大阪市や堺市も含めて府に協力するとしました。
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2011/03/18 9:43:
更新) |