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舞鶴女子高生殺人　死刑求刑

舞鶴市で３年前女子高校生が殺害された事件で殺人などの罪に問われ、無罪を主張している６２歳の男の被告に対する裁判が１８日京都地方裁判所で開かれ、検察は、「冷酷で残虐極まりない犯行だ」として死刑を求刑しました。
３年前の５月舞鶴市朝来中の川岸で当時１５歳で高校１年生の小杉美穂さんが頭や顔を鈍器で殴られて殺害されました。
近くに住む無職の中勝美被告（６２）がおととし４月、殺人などの罪で起訴され、被告は無罪を主張しています。
１８日京都地方裁判所で開かれた裁判で、検察官は、「目撃者の証言や現場付近の防犯カメラの映像から被告が事件当日、被害者と一緒にいたことは明らかだ。被告は別に犯人がいると主張しているが、捜査段階で、被害者が事件当日に持っていた化粧ポーチの色など犯人でないと知り得ないことを供述している」と主張しました。
その上で検察官は、「たまたま路上で見かけた女子高校生を明確な殺意に基づいて、鈍器で何度も殴って殺害した犯行は冷酷で残虐極まりない」と述べて被告に死刑を求刑しました。
次の裁判は今月２３日に開かれ、被告の弁護士が最終的な意見を述べる予定です。

03月18日　12時01分

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