避難生活でのおむつと生理の対処
テーマ:地震から赤ちゃんを守るテレビを見ながら泣いてます。自然に対して無力なのはわかるけどでもどうしようもないのかとか。
避難所にいるお子様連れの方をみて大丈夫かと心配になったり。
北極しろくま堂で展開している『店主の日記』にご質問があり回答しましたが、ブログにも掲載します。
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二児の母さんこんにちは。私も地震の状況を見てほんとにショックを受けています。
ご親族が被災されたとのこと、本当に心が痛みます。
食料や水については現地でうまく流通やボランティアが機能していくことを願うだけなのですが、おむつについては知恵があります。
紙おむつは『なんども張り直しができる』タイプのテープがついた商品がありますね。
それを使用したら、外側のカバーになる部分は捨てないで残します。吸収体は再利用はできませんのでその部分は掻きだすようにして捨てましょう。
こんどは吸収体の部分に使い古しのタオルや小さくなった服などを切って敷きます。
カバーになる部分もないなら、スーパーのビニール袋をの両脇と持ち手のトップをカットしてT字帯のようにします。(お産の時に使った方もいると思います)わからなければふんどしを想像して下さい。
そこに古いタオルや服などを敷いて使います。
使い捨てできるならそうして、洗えるなら洗ってもいいと思いますが・・・。
女性の生理にも使えます。
以下、画像で説明します。
これはコンビニでもらえる袋くらいの大きさです。新生児では一番小さいサイズでも良いかもしれません。モデルの人形は3000グラムですが、実際の赤ちゃんよりは少々ふくよかです。
これがないと不便です。小さいハサミやナイフはあると便利。
持ち手のトップのところを両方切ります。
次に両脇のマチの部分を下まで切ります。
広げるとこのようになります。
おまたとお尻に布を敷きます。
服を切ったもの、タオルなど捨てても良いものがあれば一番です。
水やお洗濯ができるなら使い回せるものでもいいです。女性用のナプキンがあればこれを吸収体として使ってもOK。
お腹にあててみたらこのビニールは大きかったですが、折り返せば問題なく使えるでしょう。
こんな感じで。
あとは両脇をしばってずれないようにします。
当然ですが、フィットするまでには至りませんが、垂れ流しにはなりません。
以上、ないよりはずいぶんましです。
救援物資が届くまでの間、なんとかしのいでください!
あと、これは防災コーディネーターに聞いたのですが、し尿について。
尿と便をわけるとにおいが強烈にならないそうです。家庭にそのまま避難しているなら、これができれば少しはましかもしれません。
お子さんは元気なように見えても心は傷ついていることは多いです。
言葉で恐怖や不安を表せない幼児は溜め込んでしまいます。
お絵描きなどをして発散させることもできます。(実際に阪神ではそのような寄り添うだけのボランティア<海外の団体でしたが>も活動していました)描く絵がせい惨なものであってもひとまず受け入れてあげて下さい。
肌と肌が触れることはとても安心できるものです。だっこやおんぶをしてあげると良いと思います。
詳細については近日中にだっことおんぶの研究所のサイトにまとめるつもりでおります。
私たちの住む静岡、東海、東南海、房総沖も引き金は引かれました。
用心したいです。
-----ここまで-----
私もなんだか落ち着かず、気が焦ってます。
皆さんも備えは充分になさって下さい。
1 ■無題
わが家でも色々と見直しが必要だと感じました。
乳幼児がいるママさんとも情報を分かち合いたいと思います。