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東北以外からの輸送車両 スリップ事故多発 大雪の宮城
季節外れの大雪となった17日、宮城県内などで、東日本大震災の被災地へ救援物資を運ぶ輸送車両のスリップ事故が相次いだ。事故は緊急交通路に指定されている東北自動車道などに集中している。宮城県警は同日、走行が許可されている救援車や物資輸送のトラックに、チェーン装着を呼び掛けた。 県警によると、雪の影響で東北各地の高速道は、各地で路面が圧雪や凍結の状態になった。事故を起こすのは、大半が冬タイヤを装着していない東北以外の地域の車だという。 事故は東北道のほか山形道で特に多く、物資のスムーズな輸送にも影響が出た。東北地方は18日朝も気温が下がる見込み。震災の復旧作業などで融雪剤の散布に人手を割けないという。 県警は「早く確実に物資を届けるためにも、滑り止め対策を万全にして速度を守り、運転してほしい」と話している。
2011年03月18日金曜日
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