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数々のタレントや俳優が輩出した、夢見る少女の芸能界への登竜門「第12回全日本国民的美少女コンテスト」が4日、東京都内で開かれた。宮崎県の中1、工藤綾乃さん(13)がグランプリとモデル部門賞の「2冠」を受賞した。(アサヒ・コム編集部)
全国から約9万5000通の応募(平均年齢13.76歳)があり、面接やカメラテストなどの選考をへて残った21人が出場した。それぞれが得意の歌1曲と、プロの俳優を相手にした簡単な演技を披露。フランス語や英語、ダンスが得意という出場者も目立ち、磨いた力を競う姿を篠山紀信審査委員長ら18人が審査した。
工藤さんは、福井舞「アイのうた」を伸びやかに、豊かな声量で歌った。演技審査では、飼っていた小鳥が逃げて落胆している時、男性教師に慰められる設定を抑揚を付けて演じた。工藤さんの目標は、モデルになること。趣味はジャズダンス。「日本だけでなく世界でも活躍できるようなビッグなモデルさんになりたい。目標は杏(あん)さんです」と語った。また、「(受賞の喜びを)宮崎で応援してくれている友達や近所の方に伝えたい」と話した。他の受賞者は次の通り=敬称略。
演技部門賞=佐藤望月(14)▽音楽部門賞=栂野理紗子(14)▽グラビア賞=該当者なし▽マルチメディア賞=玉城茉里(15)▽審査員特別賞=小西沙絵加(14)、玉城梨亜(12)、尾中琴美(12)。
過去の受賞者たちも、コンテストに華を添えた。
審査結果の発表前、タレントの福田沙紀のライブ、米倉涼子と上戸彩のトークがあった。米倉、上戸の2人は仕事の楽しさ、やりがいを強調する半面、「恋愛は3年だめ」(米倉)、「違います。20歳過ぎてデビューした人は5年間だめらしい」(上戸)とちくり。極め付きに、米倉は「寝る暇はない、食べるものは冷たい、朝は早いし夜は遅い、いろいろつらい、生意気はできない、笑顔でいなきゃいけない。でも、いろいろあるけれど、それを越えたとき、絶対ここにいてよかったと思う」と話し、会場の笑いを誘った。