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備蓄用のガソリン 盗難相次ぐ

3月18日 5時31分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

地震のあと、各地でガソリンが品薄になるなか、埼玉県内の8か所の防災用の備蓄倉庫でガソリンなどが盗まれているのが相次いで見つかりました。それぞれの現場が比較的近いことなどから、警察は、転売などを目的とした同じ人物による犯行の疑いもあるとみて調べています。

最初の被害が見つかったのは、さいたま市見沼区の大砂土東小学校で、17日午前6時半すぎ、敷地内にある市の防災倉庫の鍵が壊されているのが見つかりました。警察が調べたところ、中が荒らされて、ガソリンの入った1リットル缶あわせて8個が盗まれていたということです。その後、区内の別の2つの小学校でも防災倉庫からガソリンの入った缶が盗まれているのが見つかり、さらに、隣接する上尾市や白岡町の小学校や中学校、高校のあわせて5か所の防災倉庫でもガソリンや発電機などが盗まれていたということです。警察は、地震のあと各地でガソリンが品薄になっていて、それぞれの現場が比較的近いことなどから転売などを目的とした同じ人物による犯行の疑いもあるとみて調べています。