2011年3月18日12時25分
福島市では18日、17日に続いて、水道水から放射性のヨウ素が検出された。午前2時現在の値は、1キロあたり170ベクレルで、国の基準である300ベクレルを下回っている。
飲用水中の放射性ヨウ素は浄水場などで取りのぞくことは難しい。ヨウ素は16日に見つかり、一時は7ベクレルほどまで下がっていた。
唐木英明東京大名誉教授(毒性学)は「放射性物質が断続的に放出され、風や雨の影響で濃度が変動している可能性がある。直ちに健康に被害が出る値ではないが、引き続き注意、監視していくことが必要だ」と話している。