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2011年3月17日(木) 19:20 |
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エリアでは支援の動きが活発化
エリアでは支援の動きが活発化しています。 震災被災者のために何かしたいと草の根の支援も広がっています。
岡山市立桃丘小学校で、6年生が校門前で登校する児童に募金を呼びかけました。 18日卒業する6年生が、被災者のために自分たちのできることをと声を上げたものです。 桃丘小学校では、今月22日にも5年生が募金を呼びかけることになっています。 被災地へ向けてトラックに積まれているのはペットボトルのお茶8000本と、タオル1万枚、マスク1万3000枚、JAグループ岡山がJA岩手県中央会からの要請を受けて用意したものです。 支援物資を積んだトラックは18日の朝、岩手県に到着するということです。 倉敷市では、奉仕活動を行っている国際ソロプティミスト倉敷が伊東香織倉敷市長に義援金500万円を届けました。 1983年の発足以来、27年間災害救援基金として貯めていたものです。 被災地では大きな揺れで下水道に亀裂が入るなどの被害が出ています。 岡山市水道局では仙台市からの要請を受けて、下水道の被害状況を調べる土木技師3人を現地に派遣しました。 3人は現地へのルートや連絡方法を確認した後、予備のガソリンなどを積み込み、仙台市の上谷刈浄化センターに向かいました。 3人は1週間ほど滞在し、被害状況をまとめるということです。 岡山県全体で何が出来きるのか、復興の長期化が見込まれる中、岡山県は今日県内の経済団体、医療関係者ら29人と今後の支援体制について協議しました。 岡山県市長会会長の高木笠岡市長は、現在それぞれ行っている各自治体の支援活動を県を中心に一元化してほしいと要望しました。 岡山県に寄せられた義援金は約1億3700万円、救援物資も続々と届く中、効率よく被災地へ届ける手段の確立が課題となっています。 また、倉敷市は義援金8000万円を送ることを市議会で明らかにしました。
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