2011-03-18 00:38:32

3/17

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言葉、文章というのは誤解を招きやすいものだと痛感しました。


先程の記事ですが、
私は日本政府や東電を批判、非難するつもりは一切ありません。


自分がそういう事を言える立場でもない上、
私は全ての日本のニュースを見ていないので(会見含め。)
誰がどういった発言をしたのかさえも知りません。

言葉足らず、文章不足もあり、私が書いた記事によって誤解を招き、
中には不快な思いをした方もいらっしゃるかもしれません。

この場を借りて深くお詫び申し上げます。




私は日本のニュースをオンラインで観ている訳でもなく、
かといって我が家にはTVがないのでアメリカのNewsも観れないので
CNNのliveを観ています。



なぜ私が日本のニュースをオンラインで観るのを止めたか、
枝野さんの会見中でも周りのマスコミ、メディアの方々が質問や意見を投げかけるでしょう。



国民として聞きたい気持ちはわかるのですが、
感情的になって言いたい放題言うのは聞いていてもこちらが疲れてしまうからです。



なので私は観るのを止めてしまったため、誰が何を言ったどうのこうの詳細を知りません。
ただ周りの人がいろいろ言っていたのを観たくらいです。



日本国民で今大変じゃない人なんて誰一人いないでしょう。

皆、それぞれ大変な思いをしているでしょう。皆、不安でしょう。

日本国外から日本を見ている私でも他人事ではありません。

逆にニュースや溢れる情報に惑わされない、流されないように、

不安を煽るような事は避けたいと思いますし、

Twitterは便利なツールですが私は使っていません。

日本政府についてインターネットで討論している場合じゃないのですが、

米軍の意見も一理あると思うのです。

真実を知る、事実を理解し、把握するという事も大事なのではないかと。




3/16に私が投稿した記事の一部。


2011年 3月 16日 地震大国なのになぜ 米市民が日本に不信感

http://jp.wsj.com/US/Politics/node_200518

ニューヨークから、被災地に救援に向かうボランティアや非営利団体(NPO)関係者からこうした声が聞かれる。こうした声が上がるのは、日本から伝わってくる東電や政府の情報開示、さらに対応が十分ではないと米市民やメディアが感じている背景がある。

 福島原発では、1号機の爆発事故に始まり、2号機、3号機で水素爆発、そして4号機で火災と、世界の原発事故史上、類を見ない深刻な事態に陥っている。原発のニュースは、地震発生の直後から、世界中の注目を浴びている。

 しかし、菅直人首相を本部長とする政府と東電の「福島原発事故対策統合連絡本部」が設置されたのは、地震発生から5日目の15日。当初も、東京電力から首相官邸へ、福島第一原発の最初の爆発事故の連絡が遅れた。

 さらに、政府当局、東電ともに、爆発事故の詳細を明らかにせず、放射性物質の漏出している可能性をなかなか認めたがらなかった。

 しかも、原子炉冷却のための海水の使用は米国の関係者を驚かせた。「海水の注入など聞いたこともない、よほどの緊急事態」(米専門家)という反応だ。

 この間、米国から救援を計画していたボランティア関係者は、「日本からの情報はあてにならない」として、CNNや英 BBC、そして米海軍の動きを見ながら、準備を進めている。

 その関係者にショックを与えたのが、米海軍第7艦隊空母ロナルド・レーガンの動きだ。ロナルド・レーガンは福島原発の沖160キロの海域で活動していた。しかし、仙台市付近で救援活動を実施し、空母に戻ったヘリコプターの乗務員から「低レベル放射性物質」が検出された。このため、第7艦隊は、ロナルド・レーガンを福島原発の風下から移動させた。

 現在、住民が避難しているのは1号機から半径20キロ以内の地域だが、空母は160キロ地点にいても、風下から「避難」したという。しかも、ヘリコプター乗務員から低レベルの放射性物質が検出されたということは、大気中に放射性物質が散乱しているという証拠だ。

 米原子力規制委員会(NRC)は12日、すでに、原子炉の専門家二人を日本に派遣。また、オバマ大統領は11日の記者会見で、エネルギー長官に福島原発の経過を注意深く見守り、日本当局と連絡を取り合うよう、指示をしたと発表した。

 米市民の問題意識はこうだ。

 放射性物質の漏洩の可能性があるという時点で、なぜもっと広範囲の地域住民を避難させないのか。放射性物質の漏出の可能性があるということを、ボランティアなどの渡航者になぜ知らせないのか、ということだ。

 15日の記者会見で、菅直人首相は「放射性物質の漏出の危険が高まっている」とし、枝野官房長官も「原発敷地内の放射性物質のレベルは、身体に影響のある数値であることは間違いない」と認めた。たが、この発言は、12日にも「警戒情報」として発表されるべきだったのではないか。また、東電からも住民にもっと警鐘を鳴らすべきだったのではないか。

 米国では1979年、ペンシルベニア州スリーマイル島の原発事故が起きて以来、原発建設を30年も見合わせている。オバマ政権は、原発がクリーンエネルギーの代表として、建設再開を打ち出していただけに、福島原発の状況にかなりの関心を寄せている。

 それだけに、テレビニュースなどに出演する専門家たちは首をひねる。

 「地震大国の日本でなぜ、政府や電力会社の危機管理の意識が進んでいないのか」




以前の記事でもお伝えしましたが、
起こってしまった事をとやかく言うつもりはありません。

私にそんな事を言う権利もありません。

今後どう対処していくか。



支援に来ている米軍17名やヘリコプターからも低レベルの放射性物質が確認されたという事で、
救助に来ている米軍までも被爆した場合、日本政府も責任を取れないでしょう。
オバマさんも米軍も死者が出ないよう、被害を拡大しないように慎重に行動、救助活動にあたっていますし、共倒れしないように皆必死です。



米軍(自衛隊)の皆さんだってご家族がいます。待っている人がいます。

皆同じです。




私は先程実家が北茨城(東海村)の友人と話しましたが、
お風呂なんて入れないし、家族皆山へ川へ水汲みに行っているそうです。



でも逃げずにここで頑張る、と言っているそうです。



私の茨城の友人は母方の祖父母が自転車で30-40分の所に住んでおり、
そこには井戸があるのでペットボトルをリュックに詰めて井戸水を汲みに行き、
6リットルの水を自転車で持ち帰って来たそうです。



彼女のお父さんは人を助けるお仕事をしているので地震発生後から家におらず、
3/11から今まで家に帰宅したのはわずか10分のみ。
彼女のお母さんもお姉ちゃんも介護の仕事で家におらず、
皆、不眠不休で今自分が出来る事をしています。



官さんは何もしていない、枝野さんはどうのこうの. . .



誰が何を、誰がああした、どうした、こうした、

今はそんな事を言い合っている場合ではないかと。




私はどなたも支持していません。否定も肯定もしません。




だって皆それぞれ何かしているでしょう。

被災地以外の人だって節電、節水、募金、、、

いろんな形で支援しているでしょう。



私の弟も月曜日から都内で通常通り仕事をしています。

それが今、私の弟に出来る事です。

日本を少しでも元通りにするために、動ける人が動いていかないと
日本経済は動かない、回らない。今は立ち止まっていられないのです。




日本を立て直すまで長い歳月がかかると思いますが、
日本の一部が沈みかけ被害が拡大しても、日本全体が沈んではいけません。




株も為替も大変な事になり日本経済も大変な事になっています。

結果が出るまでは大変かもしれませんが、一刻も早く元の生活に戻りたいのは日本国民皆同じ、
安心したいのは皆同じ、皆が今一番願っている事です。

価値観や意見は違えど、気持ちは一つ、皆同じ気持ちでしょう。




私も毎日地震情報に目をやり、耳を傾け、遠く離れたアメリカから日本の力になれないかと。




埼玉の友人の言葉:

必要だと思いすぎるから不便を感じるんだ。実際は電気がたった三時間なくても困らない。
食材も毎日食べるぶんだけ買えればいい。そう思えれば楽になる。

不眠不休なのに次々に押し寄せる重要事項の決定、下す度にどこかしら湧く反論。
お偉いさんの心と体が心配。




皆さんいろんな意見があるかと思いますが
私は私で今自分が出来る事を考えて生きていきたいと思っており、
説教じみた事を言うつもりもなく、自分の意見をべらべらと並べるつもりはありません。




地震の記事を書くとどこかしら何かしらで不快に感じる方もいる、
それはちょっとないんじゃないのと思う方もいるかと思います。

海外在住で外から日本を見ているからそんな悠長な事が言えると思っている方もいらっしゃるかもしれません。



海外メディアのニュースと日本のニュースに温度差があるのはどうしても否めません。

国民性も違えば見方も違うでしょうから、
海外メディアの報道が正確だ、真実だ、とも私は言っておりません。

ただアメリカからも支援に来ており、
支援に来ている方までもが日本の情報が曖昧で危険に晒されているという事です。

何が正しい、誰が正しい、何が間違っている、誰が正しい、
そういう事をお伝えしたかった訳ではありません。

日本の皆様を混乱させるような不安に陥るような事を言うつもりもありません。




自分が何か意見を言えば言う程、何か伝えようとすればする程、
言葉を慎重に選ばないと反論もあるし、反感も買う。




偉そうな事を言える立場ではありませんし、
私はブログ上で討論したい訳ではありません。




こんな意見もある、あんな意見もある、
どの意見に関しても否定、肯定はしません。




こういう時は敢えて下手な事を何も言わない方がいいのかもしれません。

私の弟のように。

不平、不満、自分の意見を言わず、
ただただひたすら静かに黙々と今は自分が出来る事だけをする。
必要以上の事は敢えて話さない。

もちろん弟も平常心で仕事をしている訳ではなく、思う事はたくさんあると思いますが、
今はそんな事をとやかく言っている場合じゃない。
そんなエネルギーがあるなら日本経済含め、日本全体の復興に注ぐべきだと。




ただそれだけだったのですがこうして公の場に公開する事により、
なんだか私までもがこの空気に飲まれてしまいそうなので
以後こちらのブログは誠に勝手ながら閉鎖させていただきます。




私も同様、ただ一人の日本国民として思いや意見があるという事ですが、
それが誤解を生んだりする事もありますので、今後地震に関する記事を書くのは控え、
もうひとつアメーバアカウントがあるのでそちらにアメンバー限定としてブログを移動させ、
ぶぶちゃんブログをひっそりと更新していきたいと思います。




尚、過去に募集したアメンバー様は一旦全員解除させていただきましたので
ご理解の程宜しくお願いいたします。




私は現地で人を助ける事も出来ません。物資も届けられません。何も出来ません。

TVで流れて来るニュースしか観る事が出来ません。




ですが私が生まれた国『日本』の未来を考えながら、日本国民として何が出来るかを考える毎日です。




メッセージ欄は以前から閉鎖しており、コメント欄のみ開けておりましたが、
今回はコメント欄も全て閉じさせていただき、私なりに静かに日本を見守りたいと思います。




自分が何を信じるか、それは自分次第です。

溢れる情報の中でどの情報を選び、何を信じるか、それも自分次第です。




私がすべきなのは今までと変わらず静かに生活をする事。

諦めた訳でもなく日本を見放した訳ではない。

時として、何も言わない方がいい場合もある。

いろんな形の支援の仕方があるんだと。




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