買い占めダメって言ったのに!民主にカップ麺が30箱も…

2011.03.17


衆院の民主党控室に運び込まれるカップ麺。右上は表札部分の拡大写真【拡大】

 16日午後、国会議事堂内にある衆院の民主党控室に、インスタント食品が大量に運び込まれた。東日本大震災を受け、枝野幸男官房長官は同日、国民に物品の買い占め自粛を求めたばかり。控室周辺にいた記者たちは「政府が自粛要請の一方で、与党は食料買い占めに走ったのか」とざわついたが…。

 台車2台に満載されて運び込まれたのは、インスタント食品29箱。カップのソース焼きそば2種類とみられ、1箱12食入りだとすると348食分にあたる。

 被災地では物資不足が深刻化。一方で、首都圏では燃料や食料品、日用品を買い占める人が後を絶たず、スーパーやコンビニの棚から商品が消える事態になっている。これを受け、枝野氏は16日午前の記者会見で、福島第一原発について説明するよりも先に「被災地以外の皆さんは買い占めに走らないようお願いしたい」と国民に求めていた。

 そんななか、民主党に持ち込まれた食料の山。これは一体、何なのか。

 民主党国対職員は「買い占めじゃないですよ。国対幹部の支持者が『使ってほしい』ということで持ってきてくれた。なんとかして被災地に送ろうと思っている」と事情を説明。公約違反続出で信用を失っている民主党だけに、あらぬ嫌疑をかけられてしまったようだ。

 

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