西武鉄道は14日、西武池袋線練馬高野台駅(東京都練馬区)で午後7時ごろ、乗客数百人が駅員の制止を振り切って線路内に下り、隣接する石神井公園駅(練馬区)まで歩くトラブルがあったと発表した。計画停電に伴う運行区間の縮小で帰宅できなくなり、集団歩行したとみられる。
これを受け同社は15日以降の運行を終日、池袋-練馬高野台間など都内の3区間に限定。予定されていた計画停電が実施されない場合も、運行区間の拡大はしないと決めた。同社は「大変危険な行為」と話している。【高木昭午】
毎日新聞 2011年3月15日 0時11分