東北地方の企業の中に「今回の震災で、事業の先行きが見えなくなった」として、来月からの大学生の採用を取り消す動きが出始めていることが分かりました。
青森市の青森公立大学によりますと、15日、卒業を間近に控えた4年生の男子学生のところに、岩手県花巻市の観光関連の企業から「今回の震災で事業の先行きが見えなくなった」として、採用を取り消す連絡が入ったということです。また、企業側から「来月1日に予定していた入社を延期したい」という連絡を受けた学生もいたということです。大学では、今回の震災で被災した地域の企業を中心に、学生たちの内定の取り消しや採用延期などの動きが広がるおそれもあるとみています。青森公立大学の佐々木恒男学長は「ただでさえ厳しい学生たちの就職が、さらに厳しさを増すかもしれない」と話しています。