沢山の心に染みるコメント、
ありがとうございます。
とても勇気を頂き、
また学ぶことも多いです。
しかし、
どれだけ伝えようとしても、
伝えたい話の軸や
本質が伝わらないことに、
残念で悲しい気持ちが
込み上げてきます。
私の文をきちんと深く
読み取って下さる方もいれば、
そうでない方もおられる。
文に上げられた
固有名にのみ集中し、
この記事が
意味するところを、
まったくもって
誤解しかなさらない。
「あなたはどれだけ
エンジェルズを調べたのですか?」
という、
私にしてみれば
????
の、ご質問もありましたが、
私は警察でもなければ
探偵でもありません。
その答えは、
前回のブログにて
充分に書いたつもりです。
中傷される方々にこそ、
どうぞ同じ問いかけを!
私の説明が不十分
だったのでしょうか・・・
「理解者は、当事者を
知る者で無いと成り得ん」
と、私は今回、
ある慈善活動家の方から
言われました。
まったくその通りだと感じます。
私はいたずらに、
ブログ読者を
挑発したわけでもありませんし、
一愛護団体への
寄付を促す内容を
書いたわけでもありません。
私の考えを述べただけのこと。
皆がそれぞれに
自分の見えるところの
信じられる団体や
活動家を支持し、
支援すればいいのです。
それは、けして批判や
非難をすることではありません。
誹謗中傷などの発信は、
動物愛護や法改正の
何の役にも立たない、
労力の無駄、
足かせでしかない、
ということを
申し上げたいだけであります。
こんな背景があるから、
気持ちがあっても
何を信じて行動してよいか
わからない方々に、
無責任な発信に
振り回されて
混乱するのでなく、
自分の責任で
自分が信じるものを
選びとっていく力を養い、
支援し、
また行動していくことしか
ないのだという、
今の日本の現実を、
お伝えしたいだけであります。
法改正が
正しく行われ、
行政によって
システムが整備され、
それが中心となって、
民間愛護団体との連携や、
団体同士の
連携に至るまで、
行政の成熟した
指導のもとに
行うことができたら
このような疑心暗鬼に
私達が陥ることもなく、
旨みのなくなった
悪徳団体は、
自然淘汰されていくのです。
それが一番の近道!
ネット上で騒いでいる
団体へのバッシングは、
問題のほんの小さな
一端に過ぎないもので、
それらを潰して
いったところで、
問題は、
何も解決しないのです。
問題の根元に、
皆の意識が
集中しなければ、
力が分散するだけです。
ふと、坂本竜馬の
幕末の時代の話が
頭をよぎりました。
主義主張の違う
国内の藩同士が、
己が正義と信じて、
他の主張は受け入れず、
本来目的は
同じはずなのに、
藩を守り、
国を守る、
という大義を
振りかざして、
まるで己が判事のように、
「天誅」と、
本当は味方であるはずの者を
敵と誤って殺していた、
愚かな歴史がよぎるのは
私だけでしょうか。
自分が発信していたことは、
果たして
正しいのだろうか・・・
進化する人間は、
常に謙虚な姿勢で、
“気づき”を得なければ
ならないと思います。
誰かを批判して
騒ぐことは
最も簡単ですが、
誹謗中傷や
批判や非難からは、
動物を幸せにする
意味のあるものは、
何も生まれません。
「エンジェルズが
問題を起したら
責任をとって
芸能界を引退して下さい!」
とのコメントも
ありましたが、
たかが一芸能人の引退?
そんなものより、
2つの会社を経営し、
社員もタレントも
何人も自分以外の責任を
抱えている私は、
そんな私ごときの引退より、
はるかに大きな
責任の中、行動し、
発言しております。
私の記事から、
それ以上の大きな責任を
担って発信していること、
読み取っては
頂けなかったのでしょうか?
私の背景や諸々、
説明不足だったでしょうか?
それを発信なさった方は、
どんな代償を払う
リスクのもとに、
発言なさったのか
存じ上げませんが。
もし、芸能人のたかが引退が、
それが真の
動物愛護の発展に繋がるなら
大いにけっこう!
私は、そういう軽率で
過激な発言を、
「○○団体を支持している」
という
固有名を挙げながら
発信なさるのは、
その団体にとって
マイナスであるということを
知って頂きたい。
このコメントは、
途中でアメブロさんが
削除されたようですが、
私は今回、
それをお伝えしたく、
あえてこのコメントを
取り上げさせて頂きました。
どれだけ素晴らしい
成果を上げている
団体であっても、
そのような極端な
発言をする支援者に
支持されていると
広まるのは、
団体のイメージに
マイナスになったり、
反感を買いかねない話です。
その団体が素晴らしい
団体であるならば
余計に、
自らの発言でダメージを
与えてはいけません。
それを非難するより、
それを改善する
ノウハウを発信し、
ネガティブな
情報交換ではなく、
是非とも、
ポジティブで
有効な情報交換の場に、
このブログで
して頂ければ幸いです。
私もその団体の
代表やスタッフの方と
名刺交換させて頂き
面識がありますから、
私の連絡先はご存じです。
団体にはそれぞれ、
得意不得意分野があり、
個性があります。
もちろん、それらの
素晴らしい団体と、
機会があり、
ご依頼があり、
私にできることがあるならば、
微力ですが
お役に立ちたいと、
常々思っています。
「PETA」の
毛皮反対運動のポスターに
ご協力させて頂いたのも、
それが動物にとって
有効なことで、
私を必要として頂いた上で、
私が最大に協力できる
ことだったからです。
世界最大の
動物愛護団体
「PETA」でさえ、
その個性ある、
時には過激にも
受け取られるやり方に、
賛否両論の意見が
飛び交います。
どうか見失わないで下さい!
私たちは、
団体の宣伝活動や
非難に励むのではなく、
皆が協力しあい、
動物を助けなければならない、
ということを・・・。
さらに、
以前ご縁あって
テレビ番組のロケで
お世話になり、
一度お会いした
愛護家の方から、
「これからエンジェルズを
攻撃する人たちが集う
ブログを立ち上げますから、
この発信をやめないと、
杉本さんにも
ネット被害が及びますよ」
というような、
ご親切な忠告がありました。
しかし違う角度から見れば、
宣戦布告?
脅し?
とも取れるようなメールです。
同じ志をもつ者として、
とても悲しく感じます。
すでに私の
友人のブログにまで、
誹謗中傷の非難が入っています。
なんと愚かな・・・
私たち愛護家は、
特に活動家は、
このようなバランス感覚を
欠いた言動により、
ちょっと変わった人
扱いされたり、
さらには
極端な価値観の、
変人扱いをされる
場合さえあるからです。
それにより起こる、
無駄な衝突があることを
知った人は、
本当は何か
動物愛護をやりたいのに、
なんだか面倒で
着いていけない感じがして、
巻き込まれたくないからと、
気持ちはあっても
退いてしまい、
関わりたくないと思わせてしまう。
ましてや芸能人や
有名人はそうです。
最近高まる
動物愛護の声に、
「何か私も
手伝えることがあったら
教えて下さい!」
と、純粋な思いで
タレントさんから
お声をかけて頂いたり、
手紙を頂いたりしますが、
「何かできることがあったら
声かけるね、ありがとう」
としか、
返す言葉がありません。
私が、私で
責任のすべてを担う
活動をするときにしか、
その方に
傷がついてはいけないと、
声をかけられないのです。
私が、特定の団体の
批判を伝えて、
注意を促すことも
もちろんしませんが、
特定の団体をオススメして、
私が支援を
促すこともありません。
影響力を持っている
芸能人である
彼ら彼女らが、
せっかくその気になって
思いを伝えてくれたのに、
このような衝突に
万が一巻き込まれ、
嫌な思いをして
退いてほしくないからです。
芸能プロダクションが、
動物愛護活動を警戒して、
タレントの動きに
制限をかけるのも、
仕方ないように思います。
絶対的に大きな
政治力に守られている、
身の安心が保障つきの
活動でないかぎり、
参加させないのも
無理ないでしょう。
私は、そういう影響力を
持っている人たちに、
被害の及ばない状況で、
気持ちよく
活動して頂きたいですし、
またその活動をすることで、
ご自身のイメージが
上がるものでないかぎり、
難しいと感じます。
ですから、
無意味な争いは
避けなくてはなりません。
私たちのように、
動物愛護精神に、
先に目覚めている者は、
まだ意識の希薄な人々を、
目覚めさせることに
意味があることを、
気づかなくてはなりません。
それは芸能人だけでなく、
国民の多くの
愛護精神が目覚め、
意識が向上しなければ、
先に目覚めた
私たちだけが、
小さな輪の中で頑張っても、
非難を繰り返し
足踏みしているだけでは、
何も発展しないのです。
動物愛護は
面倒で苦しいもの、
という感覚では
ダメだと思います。
動物愛護は、
楽しくて気持ちよくて、
活動すると
幸せになれるものでないと、
多くの人々には
広まらないし、
受け入れられないのが
現実です。
特に若い方々に
それを促すには、
動物愛護精神や
その活動は、
カッコいいもの、
というイメージが
なくてはなりませんし、
泥臭い争いがあっては
ダメなのです。
さらには、
動物愛護精神を持っているは
当たり前で、
何も特別なことではない
という世の中に
ならないかぎり、
動物たちの
真の幸せはありえません。
真の愛護の
発展を願うなら、
愚かな攻撃や
衝突はやめましょう!
そういう意味では、
私が今回、
レスキューを
待っている人がいるから、
それを優先することが正しい、
という思いで
発信したことが、
愛護団体への攻撃を、
逆に促して火を着けて
しまったのではないか、
さらには
団体のレスキュー活動にまで、
私の想像を越えた
支障をきたすのではないか、
という思いで、
とても心配しております。
私の行動において、
ベストな結果をもたらすものは、
どんな考えであり、
どんな行動だったのだろうかと、
私は日々考えながら、
学びながら、
今も歩んでいます。
ただ一つ、
間違っていないと
確信していることは、
ネットの無責任な
情報との向き合い方、
誹謗中傷や批判からは、
何も生まれないということ、
それに気づいて
下さった方々が、
沢山いらしたことです。
ある方は、
悪意なく発信していた
ご自身の行動が、
実は間違いであったと気づかれ、
「私にはこのブログを
見る資格はないです、ごめんなさい」
とまでの、
反省の言葉を
残されておられましたが、
動物愛護精神のある方々は、
本当に基本的に真面目で、
熱い方が多いのだなぁと、
改めて思います。
そんなことをおっしゃらず、
是非ともブログに
遊びにきて下さい(^_^)
かつて私も熱くなりすぎて、
売られたケンカは買ってやるよ!
というような、
ついつい白熱しすぎる
傾向にある人間でしたから、
無駄な情熱と、
実りのない方法で、
エネルギーを注いでいた
一人です(^_^;)
こうやって人間は、
いろんな経験や
機会を経て、
気づいていくもの
なんですから(^_-)
ですから、
そう言わず皆さんで、
穏やかに学び、
実りある情報を
交換していこうではないですか!
みんなが動物愛護活動を
したくなるような、
私たちはそんな意味のある
輪を広げましょう!
私たちの
熱すぎるほどの思いを、
間違った方向に
注ぐのだけはやめましょう!
そして、今、
震災被害のまっただ中。
そんな誹謗中傷をしている
場合ではありませんから!
杉本 彩
追記
是非、デヴィ夫人の
ブログもご覧下さい。
いろいろ考えさせられます。