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東日本大震災:早くも疑問の声 与野党合同会議

 政府と与野党は16日、国会内で「各党・政府震災対策合同会議」の初会合を開いた。東日本大震災に関する情報を政府が迅速に開示し、各党と対策を協議する目的だったが、細野豪志首相補佐官は東京電力福島第1原発の現況を簡単に説明し15分で退出。松本龍防災担当相も途中退席した。野党からは「何のための会議か分からない」と早くも疑問の声が上がっている。

 会議には各党幹事長と政策担当者が出席。自民党の石破茂政調会長が「政府は震災対策と原発対策の指揮命令系統を分けるべきだ」と提案するなど、各党が次々に要望項目を伝えたが、政府側は回答を保留し、議論は深まらなかった。

 共産党の市田忠義書記局長は「出席しなくても知っている情報ばかり。もっと実りのあるものにすべきだ」と苦言を呈し、社民党の阿部知子政審会長も「ただ集まって連絡で終わるのでは国家的危機に対応できない」と批判した。

 細野、松本両氏の退出には、民主党の岡田克也幹事長も「早く出るなら言ってほしい」と不快感を示した。【野原大輔】

毎日新聞 2011年3月16日 19時08分

 

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