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【福井】後継機設置調査を中断 美浜1号機、安全確保を最優先に2011年3月17日 美浜原発1号機(美浜町)の後継機設置を検討している関西電力は、原発北側で実施中の周辺調査を東日本大震災の影響がなくなるまで中断することにした。 関電原子力事業本部によると、震災が起きた11日は調査をしていたが、12、13の休日を挟み、14日から調査を一時中断。震災による津波が敦賀市で観測されたことや、今も各地で余震が続くため、安全確保を最優先した。美浜1号機は昨年11月、運転開始から40年が経過。関電は後継機設置に向け、同12月から動植物の生態調査を、今年1月からは掘削して地層や地形を調べる地質調査をそれぞれ実施している。地質調査は計画する23カ所のうち5カ所から標本を採取し、地盤構造などを分析している。 調査期間は9カ月を見込んでいたが、今後、調査の延長期間や設置判断時期を検討していくという。 (原田晃成) PR情報
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