第一原発 蒸気状のものを確認
K10047283111_1103170816_1103170819
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

第一原発 蒸気状のものを確認

3月17日 8時4分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

NHKのヘリコプターが、17日午前7時半ごろ、福島第一原子力発電所から30キロ以上離れた上空から撮影したところ、2号機と3号機、それに4号機で白い蒸気のようなものが確認されました。

このうち、爆発で建物が大きく壊れて燃料が入ったプールが冷やせなくなっている3号機では、白い蒸気のようなものが盛んに立ち上がり、西からの風に吹かれている様子が確認できました。また、3号機と同じように、燃料が入ったプールが冷やせなくなっている4号機では、建物の南側の側面の損傷を受けているとみられる部分から、時折、白い蒸気のようなものが上がっていました。さらに、2号機でも、海に面した建物の東側から蒸気のようなものが立ち上っているのが分かり、蒸気のようなものが出ている場所は、はっきりとは確認できないものの、建物の東側の破損した部分から出ている可能性もあるとみられます。