東日本巨大地震:「日本人は韓国を見直すだろう」

武藤・駐韓日本大使が朝鮮日報本社を訪問

 武藤正敏・駐韓日本大使が16日朝に朝鮮日報本社を訪問し、方相勲(パン・サンフン)社長に対し「日本を支援しよう」キャンペーンへの感謝の意を伝えた。このキャンペーンは朝鮮日報社が主導し行っているものだ。

 武藤大使は「想像を超えた災害に遭い、誰もがぼうぜん自失している。世界各国が支援を表明してくれているが、特に韓国国民の温かい心は、永遠に忘れることはないだろう。中でもとりわけ朝鮮日報社が先頭に立ってくれていることに感謝の意を表したい」と述べた。

 武藤大使は「日韓両国は互いに困難なときに助け合うことが重要だが、今回はそれが実践された。日本が韓国からこのような支援を受けるのは初めてのことだ。日本国民は韓国を見直すようになるだろう」と語った。

 これに対して方社長は「日本国民が示した落ち着きと忍耐に感動した」と述べ、武藤大使は「そのような人たちが、今はどうすべきか分からない状況にある。被害を受けた地域には食糧や水、医薬品、毛布などの生活必需品を早急に送らなければならない」と語った。

武藤正敏・駐韓日本大使が16日に朝鮮日報本社を訪問し、日本支援キャンペーンを行っている同社に感謝の意を伝えた。/写真=鄭敬烈(チョン・ギョンヨル)記者

【ニュース特集】東日本巨大地震

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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