2011年3月16日19時7分
1都8県で計画停電が実施された14日夜から16日夕にかけて、マンションやビルのエレベーターに閉じこめられる事案が首都圏を中心に122件発生していたことが国土交通省の調べでわかった。いずれも救出されているという。
エレベーターが稼働中に停電が始まると、停止したまま動かなくなる。このため、国交省はマンションやビルの所有者には、計画停電が予定されている時間帯は、エレベーターを稼働させないように求めている。
日本エレベータ協会は、閉じこめられた場合は無理にドアを開けようとせず、インターホンで保守会社やビルの管理室と連絡を取るよう呼びかけている。インターホンがない場合は、かごの中に記された保守会社の連絡先に携帯電話から通報したり、大声で助けを求めたりするよう促している。