12月15日のながさきニュース
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長崎新聞
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大宮市場にカフェ形式パン屋開店 長崎国際大生・内田さん、上野さん
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| 大宮市場にパン屋を開いた内田啓太さん(中央)と上野雄大さん(右)ら長崎国際大の学生=佐世保市大宮町 |
「いらっしゃいませ、焼きたてですよー」。公設から今夏、民営化された佐世保市大宮町の大宮市場(山瀧正久代表)に11日、長崎国際大の学生が常設のパン屋「健康パン ポワイエ」を開店した。地域の人が「ポワイエ(フランス語で「だんらん」の意味)できる店にしたい」と意欲を見せる。
大宮市場は戦前の1937年、市が露天商の集約や物流の安定化などを目的に開設したが、「役割を終えた」として民営化が決定。市場内に残っていた6店舗が新会社を設立し、8月1日から運営している。
パン屋を開いたのは健康栄養学科3年の内田啓太さん(21)と国際観光学科3年の上野雄大さん(21)。地域活性化を研究する上野さんが大宮市場を知り、「何かに挑戦したい」と共通の思いを抱く友人の内田さんを誘ってスタート。9月中旬、市場の利用者にアンケート調査し「焼きたてのパンが食べたい」「ゆっくりできる休憩所がほしい」などの結果を受けて、カフェ形式のパン屋を開いた。
パンはすべて手作りで、テーマは「健康」。大学で学んだ知識を生かし、生地に野菜を練り込んだ「にんじんパン」や「ほうれん草パン」、米粉やライ麦入りのパンなど16種類が並ぶ。一押しの「大宮野菜バーガー」は、市場内の野菜、総菜などを使用し相乗効果を狙う。
「地域活性化に挑戦しながら社会の流れを学べる店。後輩の代にも残して、学校、学部を超えて勉強してほしい」と話す2人。爽やかな笑顔と接客で、地域活性化に燃えている。
パン屋の営業日は火、木、土曜日の午前9時〜午後5時。
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