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東電謝罪、2号機の異常データは単位換算ミス

読売新聞 3月17日(木)1時19分配信

 東京電力は17日未明、福島第一原発2号機の原子炉格納容器や圧力容器の内部圧力が著しく低下したとする計測値を16日午後に公表したが、圧力単位の換算ミスなどによる誤りだったことを明らかにした。

 問題のデータは、原子炉内の圧力がほぼ大気圧程度に下がる異常なデータを示しており、圧力容器や格納容器が密閉性を失うという最悪の想定も指摘されていた。

 東電は16日午後4時から行った記者会見で、格納容器の圧力は同日午前9時20分に、それまでの220キロ・パスカルから45キロ・パスカルへ大幅に低下したと発表。「気密性が失われた可能性を否定できない」との見解を示した。

 しかし、17日午前0時からの会見では45キロ・パスカルは450キロ・パスカルだったと訂正。「現場で圧力計を見た作業員が、桁数を間違えたようだ。現場とのやり取りに問題があり、申し訳ない」と謝罪した。

最終更新:3月17日(木)1時19分

読売新聞

 

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