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女川原発2号機 排水作業終了

3月16日 23時48分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

宮城県女川町の女川原子力発電所では、今回の震災で、2号機の地下が浸水しましたが、東北電力によりますと、16日に排水作業が終わったということです。

女川原子力発電所は、今月11日の震災の際、2号機の原子炉建屋の地下3階に大量の海水が入り、非常用のディーゼル発電機が起動しなくなりました。建屋の地下の海水は、およそ1900キロリットルで、16日までに、すべて排出したということです。東北電力は、浸水の原因は津波によるものとみて、さらに調査を続けています。女川原子力発電所は地震で自動停止し、1号機のタービン建屋の地下1階で火災が発生したほか、2号機と3号機の原子炉建屋で燃料プールの水が床にあふれたことも確認されています。