米西海岸は過剰反応、安定ヨウ素剤購買急増
読売新聞 3月16日(水)23時5分配信
【ロサンゼルス=西島太郎】福島第一原発の事故を受けて、米西海岸では安定ヨウ素剤購入を求める市民が急増するなど、過剰反応とも言える現象が16日までに起きている。
これに対し、米政府は「むやみな使用は副作用を招く恐れがある」と警告、冷静な対応を求めた。
ロサンゼルス近郊、サンタモニカ市の薬局には、原発事故が報じられて以来、1日当たり20〜30件の「ヨウ素剤を購入したい」という相談が来る、前例のない事態になっている。
東日本巨大地震は、米国でも連日、大々的に報じられており、住民の間では太平洋を越えて放射能汚染が拡大するのではないか、との不安も高まった。このため、カリフォルニア州の公衆衛生当局などは、「監視を続けているが、放射能汚染による影響はない」として市民に理解を求めている。
これに対し、米政府は「むやみな使用は副作用を招く恐れがある」と警告、冷静な対応を求めた。
ロサンゼルス近郊、サンタモニカ市の薬局には、原発事故が報じられて以来、1日当たり20〜30件の「ヨウ素剤を購入したい」という相談が来る、前例のない事態になっている。
東日本巨大地震は、米国でも連日、大々的に報じられており、住民の間では太平洋を越えて放射能汚染が拡大するのではないか、との不安も高まった。このため、カリフォルニア州の公衆衛生当局などは、「監視を続けているが、放射能汚染による影響はない」として市民に理解を求めている。
最終更新:3月16日(水)23時5分