奨学金の貸し付けを行っている日本学生支援機構は、今回の震災で、本人や家族が被災した大学生などに対して、新たに奨学金を貸し付けたり、奨学金の返還を半額にしたりする支援策をとることを決めました。
対象となるのは、岩手県、宮城県、福島県、青森県、茨城県、長野県、新潟県の7県で、本人や家族が震災の被害を受けた大学生や短大生などです。申請が認められると、▽新たに奨学金を貸与するほか、▽すでに返還中の人に対しては、返還額を半額に減らしたり、期限を1年間猶予したりする措置をとるということです。日本学生支援機構では、来年2月末まで申請を受け付けることにしています。