政治【東日本大震災】日米史上最大態勢 自衛隊の物資輸送本格化 +(2/2ページ)(2011.3.16 23:06

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【東日本大震災】
日米史上最大態勢 自衛隊の物資輸送本格化 

2011.3.16 23:06 (2/2ページ)

  ■米軍も支援増強

 政府は米軍に対し、山形空港の使用を許可した。緊急着陸を除く米軍の民間空港使用は初めて。同空港は陸自との共用空港のため、米軍はその敷地を利用する。15日から米海兵隊の輸送機が着陸しているほか、日本海に到着する強襲揚陸艦「エセックス」など3隻から、第31海兵遠征部隊(沖縄県名護市など)が展開し、物資や資材の集積拠点とする見通し。移設問題で揺れる普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)にいる隊員も一部参加している。

 日本側は海兵隊に仙台空港の滑走路のガレキ除去や空港施設の修理などを要請しており、16日には米軍のC130が2機、仙台空港に先遣隊として機材を輸送した。

 米海軍の揚陸艦「トーテュガ」も北海道の苫小牧西港から陸自第5旅団(北海道帯広市)の約240人と車両80両の輸送作業を進めた。17日に大湊港(青森県)に到着する。米海軍による陸自部隊の輸送も初めて。

 すでに三陸沖に到着している原子力空母「ロナルド・レーガン」も海自護衛艦「ひゅうが」などと連係し、ヘリによる物資輸送を続けた。米海軍は支援態勢を12隻まで引き揚げる。

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