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[26533] 東方遊戯録
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 16:52
夢が叶うかは努力しだいなのだ。
僕にはこんな夢がある、私にはこんな夢があるといっても叶うか叶わないかは結局自分がどれだけ夢を叶える為に行動を起こしたか、これにつきると自分は思う。
それがどんな夢でもあてはまる、例えば異世界に行きたいとか、魔法を使いたいとかそうゆう夢でもだ。

ちなみに俺はそうゆう努力をした、詳しく書くと俺は幻想郷という日本のどこかにあるといわれている所に行くためにありとあらゆる方法を模索して最終的に跡形もなくこの肉体を消し去る事で幻想入りする方法にたどり着いた、その為に水素爆弾と呼ばれる日本で一番作り易いのであろうものを作りそれを自分の腹部に抱え人がいなさそうなところで自殺という方法をとった。
その結果・・・

「やったーYES!YES!yes i can」
成功しました。
まあ、ホントに幻想郷か分からないがとりあえずうまくいったようだ。
しばらく俺は喜んでいたかったのだが一日何も食べなかったのと重い爆弾を持って歩き回ってたのもあって腹が減って仕方がない。

「…飯を食べよう」
まずはそれからだ。うん、うん落ち着いて考える俺。かっけぇ。さーて、めしめs・・・。

「ここって異世界なんだ」
そう、ここは異世界、何が出てくるか分からない、言葉が通じないかもしれないし生き物すらいないかもしれない、そしてここが一番重要な所・・・何が食べられるか分からない。

・・・まず状況を確認しよう
時間は昼。いま俺はどこかの森の開けたとこにいるみたいだ。そんなに広くもないが小さくも無い。地面には雑草が生い茂ってる。木は・・・広葉樹林?
いくらかりんごっぽい果実と青い果実がなっていた。食べられるのかな。

「いやいや、知らないものを食べちゃいかんだろ。食べられるものを探そう。じゅるり」
俺は頭をぶんぶん振り、こぼれ出る涎を無視して探索を始めた。俺の心には不安と期待があった。ここで生きていけるのだろうか。まともな生活が出来るだろうか。新しい世界。新しい環境。新しい出会い。そんな思いがぐるぐる回っている。森は俺の不安をより掻きたてるためにざわざわと音をならす。地面はひんやり冷たく、風は森を揺らす。ここでは木々の隙間からの太陽の光だけが俺の救いだ。ただただ俺を温かく包んでくれる。

ああ、たのしm「ぐるるるるるるる」ん?
お、腹がなったな。全く。せっかく俺が我慢してるんだからお前も・・・あり?
20メートルほど先に目を幾つも持ち、涎をたらして青色の毛色をしている明らかに自分の知らない巨大熊的な何かが入た。その目は俺を鋭く射抜いていた。まるで俺を逃がさないというように。

「こ、こんばんわぁ」
いやいや、何言ってんの。知らない動物に話しかけちゃいけないって子供の頃からじゃない。そんなの関係ねぇ。やばいよ。パニ食ってるよ。え、なに、こうゆう時は何。素数?3.1415964・・・違う違う。

「~~~~~~」
こっちが硬直してるとその熊的な何かは咆哮をあげて突進してきた。四肢を交互に動かして。

「ちょwwしゃれにならん」
思わず笑ってしまった。に、逃げよう。早く速く。俺は必死に足を動かそうとする。しかし、その足は頑としてそこを動こうとしない。熊的な何かは凄まじい速さでこっちに走ってくる。

「待て待て待て。どうどう。ストップ。止まれぇぇぇぇ」
俺のそんな声を聞いてか聞かずか、どんどん速さが上がっていった。俺を確実に物にしようとしているかの如く。

「ああああぁぁぁぁぁ」
俺は反射的に腕で身体を守った。熊的な何かとの距離はどんどん縮まっている。
そして

 真正面からぶつかった

俺の腹に熊的な奴の頭が突き刺さる。身体が2つに引き裂かれるような感覚だった。
俺は数十メートル飛ばされ、木をなぎ倒し、新しい道を作っていった。

「ぅぅ・・」
痛い、助けて、死にたくない。少しずつ死が近ずいてくる。身体が浮いてるような感じがする。そうか、これが死か。俺は少しずつ冷静さを取り戻していった。いや、諦めていた。
ああ、あの巫女の様に・・弾幕が撃てれば。あの魔法使いに・・会いたかった。あのy・・・。そして意識が途切れた。




[26533] 始まり
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 16:56
目を開くとそこには熊的な何かがいた、驚いたせいか体が強張って動かなかった、
でも無理やり起きて熊的な何かをみると熊的な奴の体に穴が開いていた、
それで一つの結論がでた。

「生きてる」
良かった。どうして生きてるかなんて知らん。俺の事を哀れに思った神辺りが助けてくれたんだろ。まあとりあえずこの森から出よう、安全なところを探そう。日が暮れる前に。
気持ちを新たに歩き出そうとは思うんだが

「どっちに行けばいいんだ?」

やべぇ出鼻くじかれた、どこに向かえばいいんだ。
それによく見ると道がなく(さっきの意外)360度人のいた形跡すら見えない。それどころか野生の動物すらいない。てことは・・・

「人間はここら辺にはいないよ」

そう、ここの付近にはひと・・が

「へっ?」

「だからここらには人はいないんだって」

なんか目の前に女の人がいるんだけど・・・人だ。上は青のジャンバー、下は水色の膝丈ぐらいのスカート。160ぐらいで残念なピーだが顔は学校に一人はいるかいないかの可愛い顔、一本の小さな角をつけてるけど・・・人だ。

「人だぁよかったぁたすかったぁ」
なきながらその女の人に抱きついた。女子に泣きつく男って・・・。

「えっいやっ私は鬼なんだけど」
なんか困惑してたので手を離した。俺はとっさの行動を後悔しながら取り繕った。

「いやー助かりました。ここがなんだか良く分からなくて鬼でもなんでも・・・えっ」

「だから私は鬼なんだって!」
若干切れ気味でその鬼?は叫ぶ。可愛いので許す。

「・・・まあいいやこの際話が通じれば鬼でも何でもいいや、
とりあえず安全な場所って無いですかね?」

「くっなんかいい加減な奴だ。…まあいいよ、ただし条件がある」
鬼は少しにやにやしながら喋る。その顔は新しい玩具を手にした子供のそれだった。

「もう何でもいいから連れて行ってください」

「私を倒せたらね」
え、何言ってんのこの鬼。戦うって?何が?

「私と戦って倒せたらつれていってあげるよ」
と言いつつこっちに走ってきた。いや、ひとっ跳びの方があってる。俺は慌てて横に思いっきり跳ぶ。

「ちょっと待て、ここは話し合おう。な、な」
ミスった。これ確かフラグだ。

「いいよ」
え、マジで、いいの。ふっ、俺の話す力がそうさせたんだ。

ふっ、とかっこつけようt「拳で語り合おう」
ですよねー。ってか、そんな事やったら死ぬだろ。くっ、死ぬなんて・・・

「嫌だあああぁぁ」
俺は全力で逃げた。生い茂る草が走るのを邪魔する。風や乱立する木が余計に神経を使わせる。途中転んでも、後ろから追いかけてくる鬼が俺を休ませない。どこまでも走る。ひたすら走る。走る走る走る・・・

「ぜぇぜぇぜぇ」
もう無理だ。走れない。ウサテイぐらい走ったぜ。あの鬼は追ってこない。どうやら巻いたようだ。

「ぜぇぜぇぜぇ、助かった」
どうやらまだ森の中らしい。それにしてもよく走れたな俺。全然運動してなかったのに。

「走るの速いね。驚いたよ」
そうだよな。俺にしてはかなり速く走れたよな…え。

「だけど、そんなに力があるように見えなかったけどねぇ。霊力もそんなにないしね」

「…なんでいるんだ?俺は追い抜かれた覚えはないぞ」

「飛んできたからね」
は、飛ぶ?ホワイ。何言ってんだこの鬼は。…異世界だもんな。何でもありだよな。
俺は無理やり納得した。

「分からなくたっていいよ。どうせ死ぬんだから」
鬼がこっちに走ってきた。俺はすぐに構えて避ける体制をつくった。あの熊の2の舞いはごめんだ。

「戦い方が分かってないなぁ」
鬼がいきなり加速した。俺はあわてて横に飛びのこうとした。しかし、鬼が速すぎた。

「せい」
思いっきり体当たりされた。相当飛ばされた。今回も木をなぎ倒し、道を作っていった。俺は地面をこれでもかとするびった。

「がぁ、ごほっごほっ、くそっ、馬鹿力が」

「いや~、褒められると照れるな~」

「褒めてない!」

「じゃあ、次行くよ」

「くそっどうやって戦えってんだ」

「あはは、自分の能力でも使えばいいじゃないか」

「?」
なにいってんのこの鬼、そんな能力あったらとっくに使ってるわ。

「あはは、それじゃあ行くよ」
鬼がこっちに走ってくる。どうやって逃げる。どうやって。俺はさっきの様に避けようとした。

「同じ手が2度も通じると?」
腕をつかまれ、背中から地面にたたきつけられた。このままじゃ死ぬ。なんで俺がレベル1の勇者で魔王を倒さなきゃいけないんだ。
鬼が笑いながら拳を俺に振り下ろす。

「くそぉぉぉ、ガイアクラッシャーぁぁぁ」
俺がその言葉を発したのはただの偶然だった。それが俺の最後の言葉になる・・・筈だった。
突如俺の右手が光りだす。そしてその右手を今俺を殺そうとしてる鬼の頭にぶつける。それだけだった。ガッと鬼は空高く飛ばされていった。

「あれ?」
俺の頭に突然ある言葉が浮かぶ。

「ゲームに出てくる技を使う程度の能力」
俺はその言葉を口ずさむ。ん?程度の能力…ああ、あの東方の…え?
その瞬間、俺に電撃が流れる。大切な事にきずいた事とさっきの鬼が頭に落ちてきたことで。ガクッ。
















起きた、ここはどこだ?

「ん、おお起きたか、気分はどうだ」

「ここはどこ?」

「私の住処だ」

「ええ、なんで、勝負に勝ったんだか「安全な場所に連れて行ってほしいっていってただろう」
ぐっ言い返せない、まあ危険な場所よりましか

「私の名は女禍(じょか)、お前の名は」

「俺の名前は・・・名前は、なまえは」
やべー名前なんだっけ?えーとえーと

「オイ名前はなんだよ」
なまえなまえなまえなまえなまえ
「うがぁぁぁぁぁあぁ」
名前でてこねー!
「お前ちょっと落ち着こうぜ、な」

「名前忘れました」
そして女禍は何か思いついたのか膝をポンとたたき
「名前作ろう」

「いや唐突になにをいっ「名は凛音(りんね)がいいな、な」

「それって女につける名だろ」

まったく何をいうかとお「だってお前女だろ」

はははまったくなにを・・・あれっなにこの胸についてるの?そういや声なんか高いし、え?
「だから名は凛音な、それで決まり」







後書き
ガイアクラッシャー
元ネタ Gガンダム
明鏡止水時に出せる技
エネルギー消費量が半端ない



[26533] 始まり2
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 17:00
今、たくさんの鬼に囲まれていて女禍が懇切丁寧に俺について説明している。

名 凛音
 
種族 人間

性別 女

能力 ゲームに出てくる技を使う程度の能力

などなど

そんな自己紹介を済ませると俺の歓迎パーティと称した宴会が始まった。

皆酒が好きみたいでどんどん飲みまくる。

ここの鬼ってほとんど女で皆美人なのだ、昔の俺なら喜んでいるのだが今そんな事言ってられない
どうしてこうなった・・・なるべくしてなったんだろう。

そんな事を考えてたのだが、

「凛音ーお前も飲もうぜー」

「いや、酒飲めないんだよね」
そんな事を言ってると周りの鬼も集まって俺に無理やり酒を飲ませてきた。

「がぼがぼがぼがぼgばお」

「いやーいい飲みっぷりだね凛音」
女禍が笑いながらいう。

・・・どうしてこうなった。

そんな中一人の鬼がこっちに来る、嫌な予感がする。
「私と一回やら「お断りします」
そんな事言っても聞くわけ無く、鬼という観客から見えるところで戦う事になった。

「私は鬼神だ、そいで能力は」
いきなり鬼神がきえた、いや、目の前に来ていた。
「瞬間移動する程度の能力だ」
なんていいやがる、鬼の怪力の上に瞬間移動・・・チートだ。

開始早々鬼神が怪力で俺をねじ伏せようとしてくる。

そうゆう攻撃はこの体の類まれなる運動神経がよけてくれる。

こちらの攻撃は主に弾幕、なぜならこの体には相当な力があるがそんな怖い事はできない、だから遠距
離で攻撃しようとするのだがいやはや困った。

「私に距離なんて関係ないよ」
一瞬で距離をつめてくる、この能力チートすぎないか。

このままだとやられるので自分も能力発動
「ウインドダート」かまいたちだ、ただこのウインドダートは敵にあたるまでとまらず風速ときた、
これから避けるのはなかなか難しいはず。

「甘いよ」
普通に破壊された。

「今度はこっちが行くよ」
鬼神はそんな事を言いつつ俺の後ろに瞬間移動をしてきて後頭部めがけて殴ってきた。

「ちっチートだ」
と言いつつ振り返って腕でガードしたんだが
ぼきっと嫌な音がした・・・腕が折れたか、だけど、
「シャイニングフィンガー」鬼の頭をもう片方の腕で掴んだ
これで終わりだと思ったんだが・・・逃げられるとは。

「やるねー効いたよ」
笑いながらそんな事をいう、絶対嘘だ。
鬼神が目の前まできた、避けようと思ったんだが腕を掴まれて背負い投げされてしまった。

「ぐっ」
背中から地面に落とされた、力強すぎるだろ。

「なんだ、もう終わりか」
そんな事は無いが出来れば使いたくなかったがやるしかない。

「があああぁぁぁぁ」
鬼神に抱きついた、これでいい、終わりだ。
「何を!」鬼神が振りほどこうとするが間に合わないさ。

「自爆」これは某スパ○ぼでぼすぼ○とが使う技だ。
その瞬間そこを中心に大爆発した。自分もろとも、だ。


「ふん、なかなかやるな」鬼神は立っていた。
俺はこの世界で初めてぴちゅった。






























目が覚めると目の前に鬼神がいて驚いた。

「凛音、これで正式に私達の仲間入りだ、よろしく」
俺はこの森の一員になった。







[26533] 修行?
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 17:12
「なぁいこうぜーしゅz「いやだ」

なんか女禍があの宴会以来何かと自分を鍛えたがる。
女の子なのに腹筋できたらどうするんだか。
「修行するところなんていくらでもあるだろうが、一人でも何とかなるって」

「凛音はよー私が認めたんだからもっと誇れよ」
なんか鬼神もよく来るようになった、あれ?鬼達の頂点ってこんなに暇なのか?
「忙しいぞ、お前が思うほど暇までは無い」
心読まれたか!
「最近人間の発展がめざましくてな、こっちに来ない様に手をまわしたりしてる」

「ちなみに今の時代は月人が出来る前だから幻想郷など無いです」

「幻想郷?なんじゃそら」

「い、いや、気にしないでくれ」
なんだ勝手に口が動いたぞ。



















風の噂で近くにこの時期になるとヤバイ山があると聞いたので、


なんやかんやで近隣にある山に女禍と一緒に行くことに。

「さあ、はりきっていくよー」
そんな事を言ってくるが全然悪い予感しかしない。
少女達?登山中…

「だけどそんなにやばいものなんてないな」
いやーホントによかった何にも無くて(シュ)・・・いまなんか飛んできたような。
・・・落ち葉?・・・気になって上を向くと、

落ち葉が襲ってきた。

「いやいやいやいや」
言葉どうりである。
葉っぱがナイフのように飛んできた、もはや発破だ。

なんか女禍の事が気になって向いてみるとなんか発破殴って遊んでるよあいつ、ニュータイプか!

そしたらなんかりすがどんぐり持って参戦したり頭にきのこはえた熊だったりが出てきた。

なんか女禍は完全にアウェーで熊とすもうとってるし、

こっちはかなり命の危機を感じたのでとりあえず能力発動。
「CQC」知ってるよね。
発破をおとして、リス、熊を眠らせて先に進む事にする。



・・・・・・・・・





大分進んだので休む事にした。
女禍はぶーぶー言ってたがこっちの身が持たないので無視する事にした。

「鬼神に認められたんだからこのぐらいのことはやろうよ」

「人には得手不得手があるん「よし、いくよ」
休む暇なく森の奥に進む事に・・・


・・・なんか目の前でサツマイモが爆発したんですけどー
周りを見てみるとそこにはサツマイモがたくさん、
瞬間的に命の危機を感じ全力で前に突き進む、
後でサツマイモが爆発してるのが分かる、こええ、そして一つ確信した、この世界において前の知識など役に立たないと言う事を。


この後も柿が銃弾並みの速さで飛んできたり、栗が針を飛ばしてきたりあけびがレーザーっぽいの撃ってきたりした。


まあ、その程度の攻撃など・・・俺の体はぼろぼろだ。

どんだけだよ、これ紅葉狩って無いだろ、紅葉狩られてるだろ。

「まあ、それにしても綺麗な景色だ」
いままでの疲れは吹っ飛ばないがこの景色はとにかく綺麗だ。

「ああ、ここで飲む酒はうまいな」
女禍はこの景色を肴に飲んでいる、あいつよく見ると怪我どころか傷一つ無い、やつめ、化け物か。

「それにしてもな~」

「なんだ?」

「もう一回この道とおるの?」






































数日後   凛音 女禍 でっかい秋刀魚と戦ってるところを救出。



説明
CQC
メタルギアシリーズの人たちが使ってきた近接戦闘。
ちなみにC(クローズ)Q(クオーターズ)C(コンバット)



[26533] 初めてのふれあい
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 17:13
「人狩り行こうぜ」
突然誘われた。

鬼は気分で人を食べるらしい、それがお腹が減った時やむしゃくしゃした時などの理由で、
それは分かる。鬼が食べても俺は何にも言わない、だけど、

「何で俺を誘う?俺は人間だから人は食べないって口がすっぱくなるほど言ったはずだ」

「お前が友達だからに決まってるだろ」
いやいや理由になってないからそもそもなん「理由なんてどうでもいいだろ、ほらっ行くよ」

「ちょっまっ」
行く事になった。
   狩猟クエスト  

  レベル  ★★

  場所 人里(昼)

  依頼人 女禍

  内容 人里に飯食いに行くから一緒にいこうよ。凛音は見てるだけでいいから。



  ステータス

   凛音

  攻撃力 650
 
  防御力 7000

  会心率 90%
 
  装備品 前の世界風の服(上下)  ナ○キのいかした靴

  
   女禍
 
  攻撃力 3500

  防御力 1200
 
  会心率 20%

  装備品 マニアックな服(上下)  角










 なんか上で流れたぞ。

とりあえず人里に来たんだが・・・へ?

縄文時代の前ってこんな感じだっけ?昭和の雰囲気バリバリの家立ってたっけ?車あったっけ?
銃もってたっけ?飛行機飛んでたっけ?え、え、えぇぇぇぇ

「何ボーっとしてんだ、行くよ」
女禍がそんな事を言って人里に向かっていった。
警報が鳴って銃を持った軍人見たいな人と戦車みたいな物が女禍を殺そうとばかすか大砲やら銃弾やら撃ってくる。

女禍は女禍でそんなの効かないといわんばかりの勢いで戦車を壊し人を食っていった。
あたり一面火の海血の海肉の海、もう人の抵抗する力は失われただ食われていくだけだった。


それを俺が見てもなんとも思わなくなっていた。
劇的に環境が変化したのもあると思うが、そうではないのだろうと思う。
考えても思いつかない。


うん、そうだな、なるべくしてなったんだろう。
深く考えないようにしよう、頭がショートしてからでは遅いからな。


そんな事を考えていると口を真赤にした女禍が戻ってきた、どうやら終わったようだ。なにやらでっかい樽を持ってるが気にしないようにしよう。

「もう腹いっぱいになったから帰ろう」














______________________














「いつも人里襲う時はあんな感じなのか?」

「いやっ今回は特別沢山襲ったよ」

「何で?」
こうゆう事は聞いといて自分の知識にするのが多分これから生きるうえで必要だろうと俺は思う。

「それはっこうするためさ」
いきなに女禍が樽の側面についてるジャーってなるとこを俺の口に突っ込んだ。
いやいや何やってんのこいつ。
「がぼがぼがぼがぼgばおgば」

「ほらほら死にたくなかったら飲め飲め」
うわっなにこれ鉄分くさ、まず、どろどろしてる、なんか肉みたいなやつもあるし、ってかえ!これ全部飲めってか、むりむり。

「がぼがぼがぼがびがぼ」
もう俺涙目。

「ほらほら、どんどん胃に入れろ、全部飲むんだ!」

なんかいつのまにか来た鬼神が俺を哀れむような目で見てくる。
てんめ、そんな暇あったら助けろよ。

それでも数分かかって何とか飲み干した。気持ち悪い。

「おまっ何これ吐きそう」

「それ吐いたらまた飲んでもらうからな(笑)」
俺は全力で吐かないようにした。

「ところで、うぷっ、これなに?」

「まあ気にすんな」といってるがなんだ・・・まあいいか。

「ところで鬼神は何のようだ」
まあ予想はつくが、
「ああ、お前の思ってるように宴会やるから」
くっこいつめ、心を読む程度の能力を持ってるのか、おそろしい。

「ちなみに私にそんな能力はないからな」
言う事は言ったのか、満足して帰っていった。それにしても気持ち悪い。

「あっ俺パスす「よっしゃー行くよ」

「こんなに気持ち悪いのにいけと、それになんか口の中ぬるぬるするし」

「そんなの酒で洗い流せ、どんどん飲むぞー」

この日ばかりはほとんど酒を飲まずにつぶれてしまった。











_____________________










この日は自分でも驚くほど清清しく起きる事が出来た。
しかも体が驚くほど軽く感じる、よく自分の体を見てみるとなんか青い色と白い色の気体が体から出てる、なんだこれ?気持ち悪いななどと思ったらすぐ消えた、なんだったんだろう?

おきてきた女禍がなんか俺を見て驚いていたがなんだったんだろう?

まあいいや、気にしないでおこう。











_____________________________



















もうここに来て100年がたった。


まあ色んな事はあったが基本的には平和に時が流れていった。

いつもは自分の住処で過ごし、時には宴会で飲みまくって、鬼神や女禍と勝負して、
個人的には楽しい時間をすごしたと思う。

だけど、一つ気になることがある。

「なんで年取ってないんだ?」
そう、俺は全く歳をとっていなかった。
100年といったら人間はもう死ぬかよぼよぼのじいさんばあさんである。
それでも俺はこの世界に来てから、自分の時が止まったのごとく老いてもいないし、歳もとってない。
だけど、俺は日々自分の体から出てくる気体の量が増えているのは確認している。

「だとしたら、人間であるはずの俺は何故?」
今俺は鬼神に質問している。
「そりゃあお前はただの人間じゃなくなったからさ、まあ別の言い方をすればもうお前は人間じゃなくなったから、かな」







































何を言ってるんだこの鬼神は?




[26533] 変態
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 17:13
「どうゆう事だ?」

「つまりだ凛音、お前はここに来てまもなく、とある事がきっかけで人間から外れていった」

「とある事?」

「そう、とある事だ」

「何が起きた?」

「それは後で考えるといい、それよりも凛音はこの世界に来て変わったことがあるはずだ」
この世界に来て変わったこと?・・・鬼と一緒に暮らしてる、能力を持っている、女になった、紅葉狩られた、なんか体から青い色と白い色の気体が出てきた「はいそこストップ」

「体から気体が出たってとこ?」

「ああ、そこだ。あと体か出てたのは気体じゃなくて霊力と妖力だからな、ここテスト出るぞ」

テストには出ないと思うが・・・なるほど、体から出てたのは霊力と妖力かなるほどなるほど?

「妖力って妖怪とかが持つ力じゃなかったっけ?あれ?なんでそんな力を俺が持ってるの?」


「…まあなんだ、簡単に言ってしまえば、凛音、お前は人でありながら妖怪になろうとした、しか「待て待て待て、いやえー、ちょっと待て俺はそんな事した覚えは無いぞ」

「話を最後まで聞け。しかしお前は妖怪になりきる事ができなくて、中途半端なところで妖怪化が止まってしまった。だから今のお前は半分人間半分妖怪とゆう立場になってしまった。とゆうわけだ、わかったか」

「…人間でも妖怪でもないって事か?」

「人間でも妖怪でもあるって事だ」

「これからの生活に支障をきたす事は?」

「お前はいままで普通に暮らして来れたんだろ?なら大丈夫だ、これからの生活に支障をきたす事はないだろう」
なんだなんだいままでどうり過ごせるってんなら大丈夫じゃん、まあ、それにしても妖力か・・・使う事は無いだろうな、そんじゃ、住処に帰って女禍と酒でものもうかな。

「そうなんですか、それじゃ、長居してすみませんでした~さようなら」

「待てい、せっかく自分の新しい力を認識する事が出来たんだ。ここは練習がてらひと「さようならー」
























普通に捕まりました。瞬間移動まじチートだ。
・・・仕方ない、やるしかない。
「ところで、この霊力と妖力ってどうやって使うの?」

「とりあえず右手に意識を集中してみろ」
やべぇ、難しそうだと思いつつも右手に意識を集中させるとなにやら青い気体が出てきた。
どうやら妖力のようだ。
「おお、意外と簡単に出来たな」
俺はこのまま左手に意識を集中させてみるとなにやら白い気体が出てきた。
こっちは霊力のようだ。

「よし、出来たようだな。それじゃ、いくぞ」
いきなり距離をつめて顔面めがけて殴ってきた。俺はこのままじゃ死ぬんで折れない事を祈りつつ両腕でガードした。みしっと嫌な音がして20メートルほど飛ばされたが腕はなんとも無い、それどころか体が軽い、いやーすごい、すごすぎるぞ霊力と妖力。

テンションが上がってきた俺は、両足に意識を集中させた。妖力が出てきた。

「今度はこっちの番だー」
20メートルの距離を一瞬でつめた。鬼神は驚きつつも俺の動きを見て迎撃する構えをとった。

「面白い」
鬼神はなにやら嬉しそうに言っている。このとき、この嬉しそうな顔が凍りつく事になるとはまだ誰も予想だにしていませんでした・・・的な感じになってほしいよね。

俺は思いっきりとび蹴りをかました。どうだ、これならこっちの攻撃が先に届くはずだ。

鬼神はにやっとした後飛んできた俺の足掴んでそのまま俺を地面に叩きつけた。

「がはっ」
なんとか外そうとしてもびくともしない。そのまま2回、3回と地面に叩きつけられた。

「ほらほら、どうにかしないと死ぬぞ~」

なにを、何をすれば・・・くそっ、何も思いつかねぇ、どうすれば・・・これだ。

「太陽拳」
俺を中心に凄まじい光がでた。鬼神は何か来ると思ったのか、俺の足を離し、構えをとった。
俺はその間に右手に意識を集中した。霊力で腕が包まれた、よし、今度こそ。

俺は鬼神の背中に思いっきり殴った・・・と思ったけどなんで避けられるの?

「いまのは危なかったな、なかなかいい攻撃だったぞ。それよりもう体が動かないだろう、ほら、肩貸すぞ」

どうやら終わったようだ。

「ああ、助かる」
それにしてもよく死ななかったな、それもこの体のおかげです。ありがたやーありがたやー。






















































今俺は鬼神の住処に戻って休んでいる。
それにしても俺が使う技の数が少なめな気がする。
元々素手で使える技が30ほどしかない、探せばもっと沢山出てきそうだが今の俺にはそんな事はできない。やっぱり武器があったほうがいいのだろうか。う~ん、武器があると便利だけどその分持ち運びが大変なんだよなぁ。かといって何も持たないとこの先強い敵が出てきたらめんどくさいし・・・うん、聞いてみよう。

「すいません、つかぬ事をお聞きしたいのですが」

「なんだ突然改まって」

「俺にはこれから生き延びるために武器が必要だと思うんですよね」

「なるほど、それで」

「出来れば、あなたにおすすめの武器を教えていただきたいと思うのですが」

「そうだな、ちょっと待ってろ。今、いい武器を持ってくるから」
おお、なにやらいい武器を持ってきてくれるらしい、これは最強武器フラグ?

「この剣なんてどうだ。これは鬼ですら背筋が凍るほどのかんか「おいまてこら」

「なんだ」

「俺はいい武器を教えてって言ったんだ。誰も呪われた武器を持ってこいなんて言ってない」

「そうか、いい武器だと思ったんだが」

このとき俺は思った、この鬼神のセンスにまかせてはいけないと。

「あのぉ、出来れば俺が自分の武器を選びたいのですが」

「そうか、いいぞ」

「そしでその際、あなたに武器の説明をお願いしたいのですが」

「ああ、お前の為ならやってやろう」

















移動中・・・
















「どんだけ~」
俺は驚愕した。とりあえずでっかい倉庫やたくさんの酒、そして溢れんばかりの武器に。

「武器は好きなだけ持っていっていいが酒には触るなよ」
そんな忠告を受けて倉庫に入っていった。









1時間後、いい武器はまだ出てきてない







2時間後、上に同じ







3時間後、鬼神がまだかーなどと言っていたが上に同じ






4時間後、上に似た感じ






5時間後、上っぽい感じ








6時間後・・・
「あったー」
俺はその武器を持って喜んでいた。とりあえずもう寝てる鬼神をたたき起こしてこの武器を貰う事とお礼を言って帰った。

女禍の住処で女禍は寝ていた。いや~可愛い寝顔だなぁと思ったがこのまま起こしてはなんなので自分の寝床へ、それにしてもこの武器が手に入るとは思わなかったなー



説明 
太陽拳
まぶしくなる
ドラゴンボール



[26533] 一人目
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 17:05
 マナの剣

この世界とは別の世界の全ての元となるマナの樹から生まれた剣。

この剣はこの世界とは違う世界で常にキーアイテムとして登場する。

これを使いこなすのはたやすい事ではなく相当の努力とゲーマーとしての勘が必要。

この剣を使いこなせた時、世界を支配する事が出来るらしい。




と、いう感じに朝飯を食っている女禍に説明した。女禍はいまいち良く分からないという顔をしていたのでとりあえず凄い剣だと言っておいた。それにこの剣は鞘にしまう必要は無く、出したい時に出て、しまいたい時は消えるといった荷物を持ちたくない人に優しい剣となっている。さらに魔力や霊力といった力もこの剣を使いこなした人は補う事が出来るという感じにチートな剣となっている。

俺はこの剣を使いこなしたいと考えている。それはこの剣を使って楽をしたいのと単純に元ゲーマーとしての意地からだ。だから俺は今、どのような事をしたらいいか考えている、とても考えている。

「とゆうわけで、どうしたらいいと思う」

「毎日素振り10万回すればいいと思うよ」
























55789、55790、55791・・・

ただいま絶賛素振り中。何でかって、そりゃあこの先の人生楽に過ごすためだろうがぁ、その為なら百年や2百年ぐらい素振りに生きてやるよ。55998、55999、56000・・・

もう4年が過ぎた。あの時以来俺は朝飯、昼飯、夜飯、宴会、女禍や鬼神との会話以外ほとんど素振りをしてきた。もはや素振りをしながら寝る事が出来るほど素振りをしてきた。そのおかげか最近回りにどこかで見た事がある精霊やまだ薄くていまいちよく見えないが神獣っぽいのが見えるようになった。あっ、あとこの前なんか蓮の花がたくさん生えてる風景が見えた。これもマナの剣を使いこなす上で必要な事なのだろうか。


とにかく、もっと素振りをしよう…



























約150年の歳月が過ぎた。俺はこの日をもって長年続けてきた素振りを終わる。世界を支配するまではいかなかったがマナの剣で精霊の力を使える程度まではいく事ができた。もともと俺の目標はマナの剣を使って楽をしたいだったので目標は達成できたといえるだろう。だけど・・・

「どうしてこうなった」
ただいま指一本動かせない状況にある。原因は全身筋肉痛だ。それも150年間ほとんど素振りをしてきたせいだ。

「それにしてもこんなになるまで素振りするなんて、凛音って意外と馬鹿なんだね」

「くそっ言い返せない」

「まあこれでまた凛音とおもいっきり遊ぶ事ができるからね」

「鬼の遊びはただの人間にとってはただの殺し合いだから「だってお前ただの人間じゃないだろ」

「くっ言い返せない」

「そういや鬼神が身体が治ったら来てほしいって言ってたよ。なんか急ぎの用事みたいだから早く治しておいてね」
なんだ、急ぎの用事って…嫌な予感がするけど、まあいいか、なるようになるだろう。

「んじゃ、さっさと治すために寝るから、おやすみ~」
ずっと立って寝てたからな。ひさしぶりに横になってるし、後3日くらい寝ていたい。

「私も一緒に寝る」
男子の頃だったらかなり嬉しかったであろうそんなことを言って俺に抱きついて寝始めた。

「えっちょっおまっやめっぐあ・・あぐ、が」
力が強すぎるって。やばい意識がう・す・・れぇ。



















「ぉーぃ、ぉきろ、おきろってば」
何かに呼ばれている。なんだろ、聞いたことがある声だ。
「うん、死んだな」

「死んでナーい」
そんな簡単に死ぬわけ無いだろ。はっはっは

「やっと起きたか」
さっきの声は鬼神だったのか、こまっちゃんとかでも良かったんだがなー。

「ああ、なんとかな」

「?まあいいや、それより、お前に話がある」

「なんだ」

「凛音、人里のとあるとこに行って、情報を持ち帰ってきてほしい」

「とあるとこ?どこだそれ」

「八意 永琳の家だ」

「なんで永琳の家にいか、え、永琳」
マジでか、永琳て、あの永琳すか、すげやった、原作キャラにやっとあえるのか。

「でで、でなんで永琳の家に?」

「なんかお前変だな。まあいいか、説明するぞ」
鬼神は事細かに説明してくれた。最近人間の科学の発展がめざましく、もはや人間は妖怪や鬼、神にまで抵抗できる力を持っているのだという。その為、妖怪はもう壊滅的な状況まで追い込まれ、神もどんどん消えているとの事。鬼はまだ抵抗を続けているがこのままじゃ滅ぼされるのも近いらしい。そのため、妖怪、鬼、神、天狗が協力して人間を相手に戦争を起こすらしい。前の世界でも有名なスーパー人妖大戦みたいだ。中身についてはいまいち覚えてないけど。その為に人間の動きを探ってきてほしいとゆう事。

で、人里にきました。

予想どうりですね、数々の高層マンションにレーザー砲、空を飛ぶ乗り物、何でもありだな。

赤外線、高圧力レーザーにバリアか、さて、この完全なガードをどうやって切り抜けようか。とりあえず抜けられるとしたら…瞬間移動かな。だとしたらいい技はあるかな…結構あるな。どれにしよう…

「ボソンジャンプ」ここでは瞬間移動の一つとして使います。
足場がいきなり変わった。どうやらビルの屋上みたいだ。それにしてもこの能力なんでもありだな。まあいいか、それより鬼神の話によると永琳の家はこの人里の中央にあるらしいからな。ここでは半分人間の俺は普通に歩けそうだから問題なく永琳の家に行けそうだ。






少女移動中・・・







見事永琳の家に来ました。随分とでかいと思うっていうかでかすぎる、東京ドーム5個分くらいはあるのではないかと思ってしまうほどだ。

こんなとこから情報を仕入れて来いだなんて、伝説のダンボール男でも拒否りますって。まあなんだかんだいっても始まらないか、とりあえず入ろう。

自動ドアをくぐっていくといきなり銃や剣を持った人達に囲まれた。

「ただいま侵入者を発見しました。はい、はい、早急に殺害します」
そう簡単に事が進むはずないですよねー、はぁ、どうやって逃げようか。

「えっ捕獲ですか。いえ、はい、分かりました」

「催眠ネットで侵入者を捕獲しろ」
隊長的な人がそんな事をいうと網を掛けられた。逃げようと抵抗したがなんか眠くなってそのまま眠ってしまった。














目が覚めるとそこに昔夢見た永琳の顔があった。

「目が覚めたようね」

「ここは?」

「私の研究室よ」

「何で俺はここに?」

「あなたが興味深い人間だからよ。とりあえずこっちにきてお茶にしましょう」
なんか頭がぼーっとするな。こうゆうのって魔法で治せたっけ?
「ヒールライト」光が俺を包み込む。永琳は警戒したが光がすぐに消えたからか、すぐに警戒を解いてくれた。
「今のは何?」
永琳が不思議そうに話しかけてくる。
「えーと、回復魔法みたいな奴」

「魔法?ゲームの世界にしかないと思っていたわ」

「気にしないでください。お茶、頂きます」
久しぶりに飲んだお茶が身体にしみる。うますぎる。
「おかわりをお願いします」

「どうぞ、紹介がまだだったみたいね。私は八意 永琳よ。あなたは?」

「俺の名は凛音だ。3000年後くらいによろしく」

「?こちらこそよろしく、ところでなんでここに侵入してきたの?」

「ああ、それはこれからの人間の動きを探るためにきました。これからの動きを記した資料があれば頂きたいのですが」
うう~お茶が身体に浸透してくのが分かるほどうますぎる。
「そんなものだったらいくらでもあげるわよ」
そんな事を言いながら分厚い紙束を持ってきた。
「ただし、私の質問に答えたらね」

「それなら、いくらでもどうぞ」
永琳の方から俺に興味を持つなんて、幸せすぎるだろ俺。
「まず、凛音はどうやってここの入ってこれたの」
「瞬間移動しました」
「・・・」
永琳が絶句してるのが分かる。なんでそんなに驚いているのだろうか。
「…凛音の能力は何」
「あらゆるゲームに出てくる技を使う程度の能力です」
「どうゆう事」
「つまり、ゲームに出てきた技の類を全て使う事が出来ます」
「…面白い能力ね」
「面白いだけで鬼神とかに負けたりしますけどね。とゆうかこの身体にまとわりついてるのどうにかしてくれませんかね、動きずらくてたまらないんですが」
「残念ながらそれは10日間外れないわ。それに、それには能力を封じ込める効果を持ってるから凛音の能力も制限されてるはずよ」
どうやらホントらしい、精霊の力を使えない。
「これから俺はどうなるんですか」
「これから凛音には私と一緒に月に行ってもらいます」
「お断りします」
「あなたに拒否権は無いですよ」
「なら一つだけお願いしてもいいですか」
「できる範囲なら」
「この資料を鬼に届けてもいいですか」
「あなたにできるならね」
なら安心だ。鬼神ならうまくやってくれるだろう。
「転送」
資料が鬼神の元に送られた。
「本当に面白い能力ね」
永琳はもはや呆れ顔だった。




[26533] 戦争だ
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 17:06
 
「なんで月に行くんだ」
ただいま、永琳の研究室で作戦会議中
「それは私達がこの穢れだらけの地球から逃げるためよ」
そういえば聞いたことがある。なんかエデンの園的な意味で死という穢れを持ってしまったのでその穢れから逃げるために月に行ったとかなんとか。

「ところで具体的にはどうやって月に行くんだ?」

「ロケットを使おうと思ってるのだけれど」

「よくそんなもの作れたな。ばれたりしなかったのか」

「ここは私の家よ。ロケットを隠す事ぐらい簡単にできるわ」

「それで俺は何をすればいいんだ」

「凛音には私達を月に到着するまで守ってほしいのよ」

「了解しました。で、月には何人連れて行くの」

「20人と40匹よ」

「いつ月に行くの」

「今からよ」
おお、早い速い。この速さこそ永琳クオリティ。そんじゃ、俺もロケットに乗り込んでお茶でも貰おうかな。





移動中・・・





俺達はすぐに研究所にあるエレベーターに乗って最上階に上っていったのだが、その先に待っていたのはロケットだけではなく。
「八意永琳。あなたを国家反逆罪で逮捕します」
沢山の銃を持った100人余りの人達がいた。永琳様助けてくださいと精一杯の視線を投げかけると、
「さあ凛音、私達を月まで届けて頂戴」
清清しくなるレベルで俺任せという答えが返ってきた。くっ永琳め、あー分かりましたよやればいいんでしょやれば。
「フォースフィールド」光の壁で自分、または味方を包み込む防御用の魔法だ。今回はロケットを守る。テイル○仕様。

「貴様、何をした!」
隊長的な人がその魔法を見ながら怒鳴りつけてきた。どうやら相当困惑してるようだ。

「ファイヤーボール」40ほどの追尾式の火の玉が出た。悪いが質問には答えない。悲しいけどこれが戦争なのよねー。
20人くらいが火の玉に挟み撃ちされて炙られなんとも言いがたい炭の塊になった。

「侵入者の殺害を最優先にしろ」
隊長が指示するとすぐ銃口がこっちに向いた。おお、怖い怖い。だけどもう遅い。

「大咆哮」○んハンのです。耳栓が無いと現実的に考えて鼓膜が破れたり気絶します。俺の口から凄まじい声が出た。半分は耳を押さえて座り込み、半分は力なく地面に倒れた。
その隙に俺と永琳達はロケットに乗り込んだ。一番早く立ち直った隊長が無線で連絡を取っている。個人的にはHQ、HQみたいな無線をしていてほしい。…それにしても、倒れた仲間を見向きもしないとは…兵士か。兵士ですよね。

そんな事を思っている内にロケットは音も揺れも無く上昇し始めた。なんと、無音に無振動とは、凄すぎる。



上昇中・・・




「ロケットの中って意外と広いな~」
俺は今、ロケットの中でジュース(マウンテ○デゥー)片手に窓から外を見ていた。なぜなら、ロケットが発射されてからというもの特に攻撃をされる事も無く、快適な旅行に行くような感じだったからだ。
それにしても広いな、ベットを人数分に風呂、自販機にマッサージ器、娯楽まであるのかよ。もはや普通のホテルと変わらんね。しかもマウンテン○ゥーまであるとは…いや、もう何も言うまい。

「どう、このロケットの居心地は」

「あれ、ロケットの操縦はいいのか?永琳」

「ボタン一つで月まで自動で行けるわ」

「まあ凄い。でも、お高いんでしょう」

「?知りたいなら教えるけど」

「いや、今のは気にしないでくれ。それより、なんで地上の人間は攻撃してこなかったんだ?レーザーでも何でも使えばよかったろうに」

「鬼が攻めてきたから、こっちに人員を割く余裕が無くなったのでしょう」
鬼神が動いたか。まあ、人間の武器や兵器については渡した資料がどうにかしてくれるからな、まずあの人里は滅んだな。

「まあいいか、それより、この拘束グッツ、ほんとにどうにかならないか」

「外してあげるわ」
まじでか。ならお言葉に甘えてはずs・・・え?

「騙されてたのか」

「ごめんなさいね。こうでもしないと協力してくれなさそうだったから。もう終わったから帰ってもいいわよ」
そういって拘束グッツを外してくれた。くっ流石永琳。人を騙す事だけなら紫にもひけをとらないぜ。まあ、拘束も解けたんだし、俺は地上に戻ろうかな。

「じゃあ帰るわ。さよなら」

「ええ、また会ったら一緒に飲みましょう」
なんて嬉しい事を言ってくれるんだ。行かないわけ無いだろうがぐふふ。まあ待て、どうせまた会えるし、ここはかっこよく無言で帰ろう。

「ボスン、ボソンジャンプ」








_________________________________________________________










「おう、人里乙」
目の前には完全に荒野となった元人里があった。そこに生きた人はいなく、もうR-18がたくさんあるだけだった。

「おっ、生きてたか。凛音」
後から声が聞こえてくる。

「勝手に殺すなよ。女禍」

「あはは、ごめんね。人間にやられたと思ってたからね」

「まあいいか。それより、今どんな状況で」

「自由にやれってさ」
おまww鬼神何やってんの?俺が渡した資料は?なに、馬鹿なの、死ぬの?

「…そうか、鬼だからか。仕方ないわけじゃないが仕方ない、納得しよう。いやもうそうするしかないんだ。そうなんだ。納得しよう」
鬼は嘘が嫌い。正々堂々と戦うのが好き。うん、仕様ですとしか答えが浮かばない。今までの苦労はなんだったんだと鬼神を問い詰めたいが、今いないんだ。仕方がない。

「よし、一緒に人間と喧嘩と行こう」

「いやいや、急すぎるからそのs「行くよ」
ですよねー。もしウィキぺディ○に鬼について書き込む機会があったら、強引って書いとこ。





   殺人クエスト

  クエスト名 スーパー人妖大戦

  内容 人間の無力化

  主なモンスター
  人間 

  クエストレベル ☆☆☆☆☆☆☆☆

  依頼人 女禍
 
  依頼内容 
  久しぶりの大喧嘩だからね。凛音の一緒に暴れようよ。
  人間は前に比べて凄く強くなったから、気をつけてね。




「ここまでお膳立てされたら、ゲーマーとして黙ってるわけにはいかないな。この際だ、全力でいくぞ」
やるぜスパロボ。いくぜモンハン。俺の真の力を見るがいい。ふっふっふ…どこに行こうか。…ま、まあそこらへんは女禍も考えてくれているだろう。

「ところで女禍、どこにい「どこに行こうか?」…ですよねー」
やっぱ考えてなかった。本当に好きにやるつもりだったんだな。鬼神を信じた俺が馬鹿だった。

「なあ女禍。鬼神はどこにいる」

「鬼神なら別の場所で暴れているんじゃない」
くそっ、鬼神から資料を取り戻す事すらままならないのか。どうすればいいんだよ俺は。何か方法は無いのか。…戦うしか無いな。諦めよう。

「じゃあ、適当に近い人里でも行くか。そこになら資料とかありそうだし」

「それなら、あっちの方向に行くのが一番いいと思うよ」
そういって女禍は凄い速さで飛んでいった。俺はまだ飛べないのに…察してほしいが鬼だからな、仕方がないだろう。

「ボソンジャンプ」いきなり撃たれないか心配だな。




________________________移動中(空と空間的な意味で)…





人里と言う名の要塞に着いた。周りは銃(AR)を持った人達。上には大型のレーザーガンにロボット。もはや何も言うまい。
「さぁて、面白くなってきたぁ」
隣で楽しそうに笑ってる女禍…正直怖い。いつもは可愛いのに。

「それじゃ、俺が先に「私が先だぁ」
女禍が人里に正面から突撃していった。レーザーやら何やらが飛んでくるが女禍はかわして、人間やロボットとの戦闘に入った。

「そんじゃ、俺も」
手を銃みたいにかまえ、その腕を安定させるようにもう片方の腕で押さえる。
「霊丸」幽○白書の幽助が使ってた技。
手の銃から高濃度の霊力の球が発射された。大きさは直径10メートルぐらい。霊丸は真っ直ぐ町を飛んでいった。霊丸に当たったものは跡形もなく消え去り。ビルにはそこだけ穴が開いていた。

「霊丸霊丸霊丸霊丸霊丸霊丸霊丸れいがーん」
人里に霊力の雨が降る。人間達は…まあ、なんとゆうか、まるで人がごみのようだ的な状況。少しすると人里は壊滅し生きてる人間はいなくなった。

「あー、凛音ばっかずるいよ。私も戦いたかったのに」

「凄い疲れた。あの拘束グッツつけて能力使ったばっかりに」

「?よく分からないけど、今度は私にも戦わせてよね」

「分かった分かった。次は思う存分やらせるから」
それに能力もなるべく使わないようにしないとこっちが死ぬからな。と心に付け加えといた。

「よし、じゃあ次の人里に行くよ」
そうゆうと女禍は飛んでいった。

「いいなぁ、俺も飛びたいなぁ」
まあ、なんだかんだ言っても始まらないか。
「ボソンジャンプ」
今度飛ぶ練習しよう。本当に不便だ。




_____________________





人里(要塞)についた。相変わらず、レーザーにロボットに感動できるレベルだな。

「凛音、今度は邪魔しないでね」
へいへい、分かってますよ。俺も普通に戦いますよ。

「マナの剣、いくぞ」
俺の手にマナの剣が出てくる。これでレーザーと戦うのか。辛すぎるな。

「はぁぁぁぁ」
女禍が人里に突っ込む。先ほどと同じようにレーザーや銃弾をかわしながら、ロボットや人間との戦闘に入った。俺も剣に意識を集中する。剣に妖力がついた。

「まだまだぁ」
更に意識を集中する。剣に更に妖力がついていった。それを更に練りこむ。溢れ出る妖力で形を作る。マナの剣が妖力に包まれ、剣の形が作られていった。

「もう少し、もうちょっと」
剣がどんどんでかく、鋭くなっていく。

「出来た」
その長さは10メートルになった。イメージはゴットイー○ーの溜めた時の剣だ。

「うおおお、切れるものなど、あんまりない」
そのまま全力でビル郡に切りかかる。途中出てくるロボットや人間のまとめて、ばっさばっさ切っていく。

「散開して遠距離から攻撃しろ」
隊長的な人が指示を出す。確かにいい指示だが、俺にはきかねぇ。

「うおおおお、マナの剣よ、伸びろぉぉぉ」
マナの剣についてた妖力がどんどん伸びる。いつまでも伸びる。

「大回転ギリぃ」
どんどん伸びる剣に切られてくビル。もう辺りには背の高い建物はなくなって人間の兵器やロボット、人間も瓦礫に飲み込まれていった。

「まだまだぁ」
残った人間も勢いで切っていく。少しすると人間の姿もなくなり、あたり一面ごみ(ビル)で埋め尽くされていた。

「はあ、はあ、はあ…ふぅ、またつまらぬものを切ってしまった」決まったぜ俺。

「あはは、なかなかいい暴れっぷりだね」

「まあな、そっちは…暴れすぎたんじゃないの」
女禍の服は血で染まり、肉片がこびりついている。うぇ、ぐろい。

「いやぁ、楽しかったよ。まだ暴れたりないけどね」

「俺は結構疲れたな。もう家に「帰れるとでも」・・・いえ」
まだやる気らしい。鬼の体力は尋常じゃないな。

「じゃあ、今度はあっちの人里に行こう」
女禍はさっきと同じように飛んでいった。何度見てもうらやましい。…妬ましい。

「ボソンジャンプ」






戦闘中・・・移動中・・・戦闘移動戦闘移動・・・
















どれくらい戦っただろう。どれくらい殺しただろう。どれくらい殺されただろう。

今、俺は人が住んでいたところのかろうじて残ってたホテルで寝ている。何でかって?そりゃあ疲れたからに決まってんだろ。俺何日戦ってたと思ってんだよ。どんだけ能力とか使ったと思ってんだよ。ゲームに出てくる勇者あたりなら、まだ戦いたいぞぉみたいな事言って突っ込むんだろうが、俺は寝る。とことん寝る。スーパー人妖大戦はまだ続いているがそんなの関係ない。俺は俺の道を行く。

「おやすみ、俺」
睡魔に身を委ねよう。





_______________________________________________________睡眠中・・・






女禍視点

凛音とはぐれちゃったなぁ。出来ればもっと一緒に戦いたかったのに。まあいいか、こんなに楽しいから。

「あははははははははははは」
女禍は今、人間と交戦中だ。その女性として魅力溢れる身体は人の血で染まり、自分の血で染まっている。人里はほぼ崩壊状態にある。建物は崩れ、人の血やオイルで地は染まっている。

「くそっ、化け物が」
人間はそんな事を叫んで女禍を撃つ。しかし女禍には当たらずにただただ殺されていく。そしてまもなく、人はいなくなって、そこは無人となる。

「あー、楽しかった」
次はどこに行こうか。あっちに行こう。


_____________________________________________________移動中・・・












































一言で言うと、スーパー人妖大戦は終わった。全滅と言う形で。

「終わったな。女禍」
俺はぽつりと言った。ただし、返事をしてくれるものはいない。

「女禍はさぞ楽しくやったんだな」
隣には一人の鬼が横たわっていた。もう2度と起きない眠りについている。

「俺も楽しかったよ。皆と喧嘩して、酒を飲んで、温泉に入って、楽しかったよ」
今は自分が長い間住んでいたところにいる。そこには生き物の気配も無く、ただ一人が座っているだけだ。

「もうあの頃には戻れないんだな」
手に持ってた酒を飲む。最後の酒だ。それをまるで宝石を持った人のように、大切に味わって飲む。

「ほら、女禍も飲め」
酒を女禍にかける。酒の最後の一滴までかけ続ける。

「女禍、あっちでも楽しくやれよ」
涙は出なかった。でも、少しの間会えないと思うと、少し寂しい。

「じゃあな、女禍。Ever have yur」
俺は仰向けになる。どうやらまだ寝たり無いみたいだ。俺の身体は。少し力を使いすぎたかな。

「おやすみ、皆」
おやすみ、俺。




[26533] 初めの一歩(笑)
Name: SOU◆8bf471fe ID:8f63603b
Date: 2011/03/16 17:07
縄文弥生ぃ飛鳥ぁ奈良~でいう弥生時代っぽいな。
稲作に土器に高床式倉庫か。どう考えても弥生だな。

まあなんだ、いきなりすぎて分からない人のためだ。
実は俺、数百年間寝てたんだ。やっぱり力を使い果たしたのがいけなかった。
起きて飯を食うために外に出たんだが、そこには稲作をしてる人達がいた。
それで俺はやっと社会とかで習う歴史に入った事が分かった。

こんなところだろう。それより、俺は今、人里の人達から情報を集めている。

「おう、今年の米はどうよ」←俺

「なかなかいい出来だ。これなら洩矢神様もお喜びになるだろう」←村人A

「あ~なるほど…はっ?洩矢神」
守矢ってあの守矢。漢字が違うな。確か洩矢って諏訪子の事じゃなかったっけ。えっ、原作キャラ2人目?
「なんだ貴様、ここの神も知らないのか」

「いえいえ、滅相も無い。私は諏訪・・洩矢神様を信仰したくてここにきたのですが、道が分からなくて」
ナイス俺、卓越した会話術だ。

「そうか、それは良い事だ。道を教えてあげよう」



________________________________________なんかしてると思うよ。



あーるーこ、あーるーこ、私は元気ぃ、歩くの、大好き、どんどんあーるーこ。

ただいま諏訪子に会うために歩いている。ひたすら歩いている。お金?実はお金集めが趣味だった鬼の住処から全部持ってきた。犯罪ではない。罪悪感は少しある。なぜワープしないのか?人間は歩く生き物なのさ。なにか変わったことぉ?俺の能力がレベルアップした事くらいか。どうやらゲームに出てくる生き物を召還したり、宿して自分の力にしたり出来るようになった。ちなみにティガレックスを召還して人里を一つ滅ぼしたのはいい思い出。

あしたにむかぁって飛び立とう。繋いだ手と手を離さないで、気がつけばああ~とゆうまに過ぅぎぃたー日々。

何故歌を歌っているのかだって?さびしいからに決まってんだろ。一人で歩く事がどんなにさびしいか。妖怪すら出てこないしよぉ。何者かの嫌がらせとしか思えん。

リンダリンダリンダぁりんだりんだりんだぁぁあ、りんだりんだぁりんだりんだぁぁあああぁぁ。

ジャストワイルドビート、コミュ二ケーション、あーめーにうたれなーがら、色あせない、熱い思い、体中で伝えたいよ、てぅならぁいと。

もえあがぁれ、たちあがぁれ、よみがえぇる、がんだむ。

嵐のぉ中でウルトラソウル、へいっ。


________________________________歌を歌いつつ移動中・・・





着いたみたいだ。てゆうか。

「うわっ、でっかい家が5つにでっかい湖、でっかい土地。まとめるとすっごいところ」
いやいや、でかすぎるでしょ。普通に豪邸じゃん。参拝客も沢山いるし。どうやって諏訪子を探せと。…考えても仕方がないか。とりあえず拝むか。あのロリっ子に拝むのは気が引けるが仕方がない。

・ ・・並ぶ事1時間

やっと着いた。ここ人多すぎるんだよ。はぁ、もう怒る気力も無い。参拝だ参拝。
俺は賽銭をいれ…何円入れればいいんだ?5円だっけ。45円だっけ。あるだけ全部だっけ。…俺はこれからの生活も考えて5円を入れた。それから合掌して願い事を並べる。

「諏訪子に会えますようにケロちゃんに会えますようにつっこみ担当に会えますよ「誰がケロちゃんだって」・・・へ?」
今、誰かの声が聞こえた。どこだ。心の声に反応するとは。くそっ、能力持ちか。

「隠れてないで出て来い。こそこそしてはずか「前見てよ前」・・・!!」
目の前に少女が座っていた。いや、よく見ると俺が探していた存在。諏訪子。

「な、なんてことだ。俺に存在にきずかれないで目の前に座っていただと。くそっ、これが神か。格が違いすぎる」

「なんか間違えてるけど。そう、私が土着神の頂点。洩矢諏訪子だよ。」
ばばーんと効果音が出てきそうな自己紹介だった。ま、まあ、あれだ。原作キャラ2人目だ。ここはいざこざが起きないように得意の会話術で切り抜けよう。
俺は諏訪子のプロフィールを思い出しつつ、何を話すか考える。

「え、えと、あの、蛙は可愛いですよね」
何言ってんの俺ぇぇぇ。完全に地雷踏んだよね。ゲームオーバーだよね。
諏訪子はなにやらオーラを出している。やべぇよ。ぜってえ怒ってるよ。戦闘フラグだよ。

「あのぅ「やっぱりそうだよね。蛙って可愛いよね。あんた見る目あるよ。名前は」
俺が死を覚悟してるとロリコンの心をくすぐりそうな笑顔でそんな事を言ってきた。俺はロリコンじゃないけど。

「凛音です。ケロちゃ・・諏訪子様も可愛いですね」
だれかぁ、この口をぶっ壊してくれ。

「えー、あ、そうかそうか。まあいいけどさぁ。で、なにしてるの」
ケロちゃんもとい諏訪子は顔を赤らめながらそういった。やべぇよこれ。ロリじゃなくてもずきゅーんてくるって。この星に生まれてよかったぁああ。

「参拝ですけどなにか」
ここは冷静にいこう。面倒はごめんだ。

「妖怪が参拝。いや、人間?え、どうゆうこと」

「気にしないで下さい。お願いします」

「…うん、気に入った。今日行くあてある?」

「あ、はい、ありませんですけど」

「じゃあ、泊まっていきなよ。丁度空き部屋があったからさ」

「はい、喜んで」
俺即答。





_______________________________ご想像にお任せします。







「うまい、この飯うまい。やべぇうまい。えっぐ、ぐす」
号泣。この世界にきて初めてまともな飯を食べた。

「いや、あのさ、そんなに急いで食べると「この味噌汁が染みる。心に染みる」

「魚がぁこの焼き魚がぁごほっごほっ、喉がつまったがああああ」
俺は急いでお茶を飲む。このお茶うまい。

「ふう~うまかった。ご馳走様」

「あいよ。落ち着いた?」

「ああ、もう大丈夫だ。問題ない」
いやぁ、神って結構人間味溢れるんだな。いままでの神に関する考えを改めなきゃな。それにしてもなんで諏訪子は俺を泊めてくれるのだろうか。

「凛音に聞きたいことがある」
聞きたいこと?貴方がなぜその体型になったのかの方が聞きたいが聞いたら死ぬな。絶対。

「凛音って人間?それとも妖怪?どっちなの」

「どっちもでやんす(きりっ)」
さっき気にしないで下さいって言った俺はどこに入ったことやら。まあ泊めてもらっているんだから、この程度の事を答えないでどうする。

「へ~ずいぶんと珍しい奴がいたんだねぇ」

「やっぱり、こうゆうのはなかなかいないのか」

「いやいや、両方の種族持ったのなら結構いるよ、だけど大体は力を使いこなせずに自滅するか、どっちかの種族に偏るけど、凛音は力を使いこなしてる。これはなかなかいない。驚いたよ」

「なるほど、じゃあこっちからも質問があるんだが、諏訪子の帽子はいったいな「それを聞くとどうなるか分かってるかな」
はい、はい、痛いほど分かってます。すいませんでした。なんか帽子についてる目が睨みつけてる。いろんな意味で怖い。

「そ、それじゃあ、。もう寝る時間だから寝させてもらいます。すいませんでした」

「明日から忙しくなるからね。ゆっくり疲れを取るといいよ」

「?おやすみ」
俺は誰かが用意してくれた布団に入って寝た。うおおおお諏訪子おおおお。




__________________________睡眠中




「何これ。ねえ、なにこれ」

「巫女服だよ。なかなか似合うねぇ」
もう一度俺は巫女服を見る。白い服に青い線、腋を見せるなんともいえぬデザイン。どう考えても東風谷早苗が着てた服だ。いい生地を使ってるようだ。いや違う違う。

「なんで俺が着てるの」

「凛音は何も分かってないんだね。巫女服を着ていいのは巫女だけなんだよ」

「それは分かってる。俺が言いたいのは何で俺がこの巫女服を着てるのかって事だ」
分からない人の為に言っておくが朝起きると何故かこの巫女服を着ていた。もちろん酒も飲んでないから、自分で着た可能性は低いとゆうことは。

「神だからね。こうちょいちょいっと」
一指し指をくるくると回して答える。いくら神でもそうゆうことはやっちゃいかんと思う。

「とりあえず脱いでもいいよね。てか俺の服は?」

「ああ、それなら」
そういって諏訪子が指をさした方向を見ると・・・明らかに知ってる服が盛大に燃え上がってる火の中で明らかに燃えている。

「△○×□何やってんのお前ぇぇぇ」
言ってる間に服は燃え上がり、上手に焼けました。ち~ん。

「それ脱ぐともう着るものはないよ。まあ脱ごうとしても脱げないけどね」

「…何が目的だ」

「凛音にうちの巫女になって「むりだぁぁぁ」
俺は全力でここから逃げようと走って・・無い。それより足が動かない。諏訪子は得意げに指をくるくる回してた。奴め、許さん。

「拒否権は無いよ。後お願い」
俺の前に2人の人が出てきた。何も無いところにひゅっと。

「それじゃあ、始めますよ」
俺の地獄の生活が幕を開けたのだった。




__________________________???中・・・




午前 勉強の時間

「ミジャグジ様の力は・・・祟りとは主に・・・ほかの神の名前は・・・洩矢神様の土地は・・・この注連縄は・・・」
長い辛い意味わかんないの3拍子が揃っている。初歩的なことをやってるのは分かるが普通の人にそれは無いと思う。

「1つ言っておきますが・・覚えるまでやりますよ」
奴めわざと溜めて言いやがった。どう考えてもSだ。苛める気満々だ。

「最近の情勢は・・・神社の配置は・・・この巫女服の意味は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そんなにいっぺんに話して俺にどうしろと。覚えられるわけ無いじゃん。おいそこの諏訪子何こっち見て笑ってんの。こうなる事分かってたのかあいつ。ぜってぇやり返してやる。見てろよ・・見てなくていいです。

「よそ見しない」
はいはい、すいませんでした。



_____________________________勉強中・・・




午後 修行の時間

「ほらほら、もっと意識を集中させろ」
今何やってるのかって。決まってんだろ。空を飛ぶ練習だよ。難しすぎて泣けてきたわボケェ。

「ほらもっとだ。もっともっともっとぉ」
うおおおおぉぉおぉぉ。するといきなり目の前の木が折れた。くそっ、また失敗か。

「余計な事考えすぎるからいかんのだ。これは滝にうたれる必要があるな」

「いや無理です。死にます終わります」
俺の悲痛な叫びむなしく、縄が手と足に巻きつき、でっかい滝に連行された。

「それじゃ、行くぞぉぉぉ」
何でそっちが燃えてんだよ。俺は滝に放り込まれた。

「ほらほら、何やってんだ。もっと熱くなれよぉぉぉ」
お前は松岡修造か。いや、祖先か。

「ごぶ、熱くなれるかぁぁぁごぼごぼごほ」

「まだまだぁ、熱くなるまでだぁぁぁ」
無理な注文過ぎる。くそがあああぁぁ。

まさかこれが50年も続くとは凛音は思いませんでした。



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