夢が叶うかは努力しだいなのだ。
僕にはこんな夢がある、私にはこんな夢があるといっても叶うか叶わないかは結局自分がどれだけ夢を叶える為に行動を起こしたか、これにつきると自分は思う。
それがどんな夢でもあてはまる、例えば異世界に行きたいとか、魔法を使いたいとかそうゆう夢でもだ。
ちなみに俺はそうゆう努力をした、詳しく書くと俺は幻想郷という日本のどこかにあるといわれている所に行くためにありとあらゆる方法を模索して最終的に跡形もなくこの肉体を消し去る事で幻想入りする方法にたどり着いた、その為に水素爆弾と呼ばれる日本で一番作り易いのであろうものを作りそれを自分の腹部に抱え人がいなさそうなところで自殺という方法をとった。
その結果・・・
「やったーYES!YES!yes i can」
成功しました。
まあ、ホントに幻想郷か分からないがとりあえずうまくいったようだ。
しばらく俺は喜んでいたかったのだが一日何も食べなかったのと重い爆弾を持って歩き回ってたのもあって腹が減って仕方がない。
「…飯を食べよう」
まずはそれからだ。うん、うん落ち着いて考える俺。かっけぇ。さーて、めしめs・・・。
「ここって異世界なんだ」
そう、ここは異世界、何が出てくるか分からない、言葉が通じないかもしれないし生き物すらいないかもしれない、そしてここが一番重要な所・・・何が食べられるか分からない。
・・・まず状況を確認しよう
時間は昼。いま俺はどこかの森の開けたとこにいるみたいだ。そんなに広くもないが小さくも無い。地面には雑草が生い茂ってる。木は・・・広葉樹林?
いくらかりんごっぽい果実と青い果実がなっていた。食べられるのかな。
「いやいや、知らないものを食べちゃいかんだろ。食べられるものを探そう。じゅるり」
俺は頭をぶんぶん振り、こぼれ出る涎を無視して探索を始めた。俺の心には不安と期待があった。ここで生きていけるのだろうか。まともな生活が出来るだろうか。新しい世界。新しい環境。新しい出会い。そんな思いがぐるぐる回っている。森は俺の不安をより掻きたてるためにざわざわと音をならす。地面はひんやり冷たく、風は森を揺らす。ここでは木々の隙間からの太陽の光だけが俺の救いだ。ただただ俺を温かく包んでくれる。
ああ、たのしm「ぐるるるるるるる」ん?
お、腹がなったな。全く。せっかく俺が我慢してるんだからお前も・・・あり?
20メートルほど先に目を幾つも持ち、涎をたらして青色の毛色をしている明らかに自分の知らない巨大熊的な何かが入た。その目は俺を鋭く射抜いていた。まるで俺を逃がさないというように。
「こ、こんばんわぁ」
いやいや、何言ってんの。知らない動物に話しかけちゃいけないって子供の頃からじゃない。そんなの関係ねぇ。やばいよ。パニ食ってるよ。え、なに、こうゆう時は何。素数?3.1415964・・・違う違う。
「~~~~~~」
こっちが硬直してるとその熊的な何かは咆哮をあげて突進してきた。四肢を交互に動かして。
「ちょwwしゃれにならん」
思わず笑ってしまった。に、逃げよう。早く速く。俺は必死に足を動かそうとする。しかし、その足は頑としてそこを動こうとしない。熊的な何かは凄まじい速さでこっちに走ってくる。
「待て待て待て。どうどう。ストップ。止まれぇぇぇぇ」
俺のそんな声を聞いてか聞かずか、どんどん速さが上がっていった。俺を確実に物にしようとしているかの如く。
「ああああぁぁぁぁぁ」
俺は反射的に腕で身体を守った。熊的な何かとの距離はどんどん縮まっている。
そして
真正面からぶつかった
俺の腹に熊的な奴の頭が突き刺さる。身体が2つに引き裂かれるような感覚だった。
俺は数十メートル飛ばされ、木をなぎ倒し、新しい道を作っていった。
「ぅぅ・・」
痛い、助けて、死にたくない。少しずつ死が近ずいてくる。身体が浮いてるような感じがする。そうか、これが死か。俺は少しずつ冷静さを取り戻していった。いや、諦めていた。
ああ、あの巫女の様に・・弾幕が撃てれば。あの魔法使いに・・会いたかった。あのy・・・。そして意識が途切れた。