柊 日向 (ひいらぎ ひなた) 夏樹の昔の担任にして、初恋の人。
現在は喫茶店の経営者。
おっとりとした性格で、天然の人。
深く考えずに行動しているようで、その行動には意味があったりなかったり。
実際は、あんまり考えていないのかもしれない。
明るく、華やかで学生には人気があった。
基本的に異性に好かれている事に気付かないタイプ。
事実、夏樹をはじめ何人もの学生が日向を慕っていたが、誰一人告白できた者はいない。
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柊 奈月 (ひいらぎ なつき) 夏樹と同じ音で読む“なつき”さん。
日向の双子の妹。
素顔はそっくりなのだけれど、奈月の方が意識して外見を変えている。
(日向は外見が同じでも、まるで気にしないので)
性格的にしっかりしており、しかも案外いたずら好きだったりする。
毎日フラフラしているかと思えば、急にいなくなったりする。
たまに、喫茶店を手伝うことも。(しかもコーヒーを淹れる腕前は超一流)
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柊 七瀬 (ひいらぎ ななせ) 日向の娘。
日向を「ママ」と呼び、奈月を「お姉ちゃん」と呼ぶ。
とても利発なコで、元気もよい。
年の割に背も高めで、ちょっと生意気?
日向と仲良くする夏樹を見ると不機嫌になる。
小春達とは、すぐに仲良くなる。
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速水 小春 (はやみ こはる) 夏樹の義妹。昔から、かなりのお兄ちゃんコ。
ついでに重度のヤキモチ焼き。
兄LOVE。
両親の事故以来、しばらくは落ち込んでいたが、最近は明るさを取り戻している。
基本的にとても明るい性格。
ほとんど人見知りせず、誰とでも仲良くなれる。
成績・運動ともに平均的。
とてもよく食べる。作るより、食べる方が得意。
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九条 氷 (くじょう こおり) 夏樹の学友で、同じく日向の教え子だった人。
現在も同じ大学の、同じ学部に通っている。
さっぱり、ハキハキした性格で、普通の人にはきちんと折り目正しい。
ただ、夏樹を相手にした時のみ性格が変わる。
この時だけは、ヘンに攻撃的。(しかも物理的に)
実のところ昔から夏樹に惹かれているのだが、関係はうやむやなままで現在に至る。
学園時代、氷が夏樹を好きな事に気づかなかったのは、夏樹本人だけである。
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如月 涼乃 (きさらぎ すずの) 小春のクラスメイト。
才色兼備、文武両道なお嬢様。
見た目通りの箱入りかと思いきや、案外そうでもなかったりする。
言いたいことは、素直に口にするタイプ。
夏樹の事を「兄様」と呼ぶのに、肉親の静馬は「静馬さん」と呼ぶ。
幼い頃からの知り合いであり、夏樹や小春とも「幼馴染」である。
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九条 水 (くじょう みず) 氷の妹で、小春、涼乃のクラスメイト。
姉、氷とは正反対といっていい性格で、いつも人の後ろにいるような女の子。
控えめでおとなしく、しかもドジ。
自分でもそれがわかっているから、なおさら人前に出ようとしない。
それでいて、たまにひと言多いのであらゆる方面から突っ込みを受ける日々。
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如月 静馬(きさらぎ しずま) 夏樹の親友であり悪友。
妹が涼乃。
夏樹、氷と同じく日向の教え子。
言いたい事はなんでも言ってのける、イイ性格。
単に正直なだけという見方もある。
人付き合いもよく、いろいろなところに知り合いがいる。
外見の良さもあり、女性受けも非常にいい。
けれど不思議と浮名を流してはいない。
妹の涼乃をとても大事にしている。
夏樹を「兄様」と呼ぶのに、自分の事は「静馬さん」。
表面的には平静を装っているが、内心それなりに傷付いていたりする。
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