NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

辻元首相補佐官 被災地訪問へ

3月16日 17時0分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

災害ボランティアを担当する辻元清美総理大臣補佐官は、被災地で実際に活動を始めているボランティア団体の代表らから話を聞き、早ければ17日にも被災地を訪問して、政府の支援体制の在り方を検討することになりました。

辻元総理大臣補佐官は、国会内で、被災地で実際に活動を始めているボランティア団体の代表ら、およそ30人と懇談しました。この中で、ボランティア団体からは「小さい避難所まで支援が届いておらず、このままだと餓死をする人が出てしまうのではないかと心配している」とか、「トラックで支援物資を運ぼうと思っても、ガソリン不足で身動きが取れない状態だ」といった意見が出されました。また、「原子力発電所の問題が起きているので、現場のスタッフも不安を抱えながら活動している。政府は、情報が現地に迅速に伝わるようにしてほしい」といった要望が出されました。こうした声を受けて、辻元補佐官は、早ければ17日にも被災地を訪問して、災害ボランティアが効果的に活動できるように、政府の支援体制の在り方を検討することになりました。一方、政府は、枝野官房長官の下に、震災ボランティア連携室を設置し、「年越し派遣村」などで知られる湯浅誠内閣府参与を室長に充てることを決めました。