ガイガーカウンタ
ガイガーカウンタ  
ガイガーカウンタによる放射線量



アルファ放射線、ベータ放射線、ガンマ放射線の合計
縦軸は毎分のガイガー計数値(CPM)
100 CPM が約 1 マイクロシーベルト/hr
設置場所:北緯:35°39' 28.08", 東経:139°24'05.40", 標高:101m 東京都日野市南平2丁目, 木造住宅2階窓辺
測定開始:2005.11.3
10分ごとに、アップしていますので、リロードして最新のデータをご覧ください
ガイガーカウンタ

 隣国で核兵器の実験が行われ、物騒になってきましたので、自宅でも放射線量を測定することとしました。放射線はガイガカウンタを用いて測定しますが、国内ではまず手に入りません。米国のBlack Cat Systems という会社が、パソコンに接続する、ガイガーカウンタを販売しています。通信販売でリーゾナブルな費用で手に入れることができます。USBで接続するタイプが、webへのアクセスソフト付きで、$199USでした。
 1分ごとに、ガイガー管の放電回数をカウントし、グラフに値を表示します。赤のドットと青い線がそれです。ランダムに起こる事象ですから、ガウス分布となります。グレーの線が平均をあらわします。平均値(Mean)、標準偏差(Std Div)、最小(Min)、最大(Max)が計算され、グラフの下に表示されています。
 放射線の人体への影響量を表す単位はシーベルトで、古い単位としてはレムが用いられました。1シーベルトが100レムです。ガイガーカウンタの計測は1分ごとのカウント値すなわちCPM(count per minute)で表現され、購入したガイガアウンタの場合100 CPM が約 1 マイクロシーベルト/hr に相当します。
計測の結果、当地では平均 CPM = 15 程度で、0.15マイクロシーベルト/hrに相当します。

ガイガーカウンタ
内蔵ガイガーミューラ管の大きさ:直径15mm、長さ41mm
USBでパソコンに直結
FAQ(よくある質問への回答)
メールやFacebookにたくさんご質問をいただきましたので、FAQを作りました。(2010.3.15 13:30修正)

Q1.グラフの見方が分からない
A1.青い細かなグラフの中央にグレーの横線が見えます。これが平均です。グラフの下に小さく
Mean:14.25
などとあるかと思います(読みにくくてすみません)。この値はCPM(count per minute)で、使われているガイガー管によりますが、私の場合は100分の1すると、よく報道で使われているマイクロシーベルト/時となります。この例の場合0.1425マイクロシーベルト/時となります。

Q2.この機器は、正確でしょうか
A2.特に公的な検定などを受けているわけではなく、正確性はわかりません。参考情報とお考えください。また過去のデータと比較することで変化はとらえられると思います。

Q3.災害の前と、現在との比較がほしい

A3.比較のため2010年12月の状況も表示しました。

Q4.ガイガーカウンタは屋内に設置されているものでしょうか
A4.防水された装置ではないので室内の窓から外に向け設置しています。木造住宅ですから、屋内と屋外とでは数値は変わらないことを確認しています。

Q5.ほかに観測を公表しているサイトはないですか
A5.黒田 英樹さまが、google mapにてモニタリングポスト数値中継地点を紹介しておられます。
東日本大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP / Japan quake radioactive material monitoring post MAP - Google マップ

Q6.どの程度だと危険でしょうか

A6.私自身は、通信エンジニアですので、その件については、わかりません。ごめんなさい。

お断り
本サイトは、自分の興味のために観測しているもので、測定データの精度は、努力はいたしますが,保証するものではありません。また、本情報に基づいてなされた活動において発生した、いかなる損失、損害の求償の責は負いかねます。(2011.3.13)