2011年 3月 15日
防災関連商品が品薄に
震災の発生以降、岡山・香川でも防災関連商品の品薄状態が続いています。高松市屋島西町のホームセンターでは東日本大震災が発生してから防災グッズや備蓄品を買い求める客が相次いで訪れています。特に、懐中電灯やガソリンの携行缶、ウエットティッシュやペットボトル入りのミネラルウォーターなどは品切れ状態になっています。今後の災害に備える人のほか、被災地に送るために大量購入するケースが増えているためです。品薄状態は全国的に起きていて、メーカーが在庫を確保できず今後の入荷のメドは立っていないということです。

岡山市が災害見舞金1億円
臨時岡山市議会が15日開かれ、東日本大震災の被災地に災害見舞金1億円を送るための補正予算案を可決しました。見舞金は阪神大震災以来で過去最高額です。15日午後開かれた臨時岡山市議会では冒頭震災で亡くなった被災者の冥福を祈って黙とうが行われました。この後、高谷市長が1億円の一般会計補正予算案について「甚大な被害が発生している被災地の生活支援や復興支援に少しでも力になればとの思いで見舞金を送りたい」と提案理由を説明しました。補正に必要な一般財源1億円は、財政調整基金を取り崩して対応するというもので可決成立しました。災害見舞金は1000万円を送った阪神大震災以来で、過去最高額です。岡山市では送り先として日本赤十字社などを検討しており、早急に被災地の自治体に送りたいとしています。

JAグループ岡山も支援
JAグループ岡山は15日、東日本大震災の緊急災害対策本部を立ち上げ、食料の提供など被災者の支援活動に取り組むことを決めました。JA岡山中央会がグループ25団体に呼びかけて設置したもので、コメやお茶、毛布などの救援物資を届けることや復興支援の募金活動などに取り組むことを決めました。JAグループ岡山では今月18日、岡山市で開かれる特産加工品フェアを復興支援のチャリティーバザーとするなど今後もグループをあげて支援活動に取り組むことにしています。

センバツ郷土勢の対戦相手は
春のセンバツ高校野球の組み合わせ抽選会が開かれ、郷土勢3校の対戦相手が決まりました。香川西は開幕戦に登場します。抽選会は大阪で開かれ、香川西は大会初日の今月23日、開会式直後の開幕戦で新潟の日本文理と対戦します。また、同じく初日の第3試合には創部1年目でセンバツ出場を果たした岡山の創志学園が登場し、秋の北海道大会優勝の北海高校と対戦します。一方、2年連続11回目のセンバツ出場となる岡山の関西はセンバツ優勝の経験もある神奈川の東海大相模と大会5日目の第3試合で対戦します。春のセンバツ高校野球は今のところ開催される予定ですが東日本大震災の被災地の状況を見ながら、今月18に協議を行い最終的に開催するかどうか決めることにしています。