上関原発、準備工事を中断 |
中国電力は、上関原発の建設予定地の埋め立てなどの準備工事を一時中断することを明らかにしました。「地元住民への説明を最優先する」としています。
「(上関原発建設予定地の)地元住民のみなさまにご説明することを最優先に取り組んでいくこととしますと」「従ってその間、原子力発電所建設準備工事については、建設予定地における作業を一時中断することといたしますと」(中国電力 広報・環境部門 桜井正治マネージャー)
これは、広島県の反原発団体が上関原発の計画凍結を申し入れたのに対し、中国電力が明らかにしたものです。
反原発団体は、中国電力の管轄内で現在、唯一稼働している島根原発2号機の運転中止なども求めましたが、中国電力は、「福島第一原発などの被災から新たな知見を得て安全の確保に役立てたい」として、運転を継続する考えを示しました。
中国電力では、上関原発の1号機と2号機のうち、1号機について来年6月の着工、2018年3月の運転開始をめざしています。
反原発団体は、「今回の原発被災で、避難指示は広範囲にわたっている。山口県や上関町に説明するだけでは到底不十分だ」と主張しました。
上関原発の準備工事を一時中断することについて、中国電力は山口県知事と上関町長にも同様の説明を行っています。
一方、広島県や医療・研究機関などでつくる放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE:ハイケア)も16日、放射線の測定チームを派遣します。
福島県から要請を受け、広島赤十字・原爆病院の放射線技師や看護師ら7人を福島原発周辺住民の避難場所に送ることにしています。(3/15 19:35)
|
|
「深刻な事態」広島大学が医師を増派 |
|
原発の緊急事態をうけ医療支援を行うため医師らを派遣している広島大学は、15日、午後4時から会見を開き現地での活動状況を明らかにしました。今後、重症者が出て受け入れを行う場合に備え万全の態勢で臨むとしています。(3/15 19:34) [全文はこちら] |
|
県の防災計画、見直しも |
|
湯崎知事は、東日本大震災でこれまでの想定を上回る事態が起きているとして現在の県の防災計画を必要に応じて見直す考えを示しました。
(3/15 19:34) [全文はこちら] |
|
センバツ、組み合わせ抽選会 |
|
震災の影響で開催が微妙な状況の春の選抜高校野球。15日、組み合わせ抽選会があり、広島の総合技術高校の初戦の相手が大阪の履正社高校に決まりました。(3/15 19:33) [全文はこちら] |
|
原発事故で応援派遣が延期 |
|
東日本大震災の被災地で、下水道管の被害調査を行う予定だった広島市下水道局の職員の派遣が15日、延期されました。福島第一原発の状況が不明なことがその理由です。
(3/15 12:00) [全文はこちら] |
|
陸自第13旅団 被災地へ |
|
15日、海田町に司令部を置く陸上自衛隊第13旅団から、これまでの災害派遣で最も多い2100人の隊員が震災の被災地に向けて出発しました。(3/15 12:00) [全文はこちら] |
|
知事「上関原発申し入れせず」 |
|
福島第一原発の爆発が相次ぐ中、湯崎知事は15日、山口県の上関原発の工事を進める中国電力に対して、現時点では何らかの申し入れをする考えはないとの意向を示しました。(3/15 12:00) [全文はこちら] |
|
|
|