1万円札を偽造し使ったとして、県警捜査2課などは11日、高松市下田井町、飲食店アルバイト、山口裕也容疑者(23)を偽造通貨行使容疑で逮捕した。山口容疑者は「1人でやりました」と容疑を認めているという。
容疑は2月14日に高松市内のクリーニング店で代金930円の支払いとペットショップで9000円のヘビ購入に、また3月3日には同市内の酒店で1850円の日本酒購入に、それぞれ偽造した1万円1枚を使ったとしている。
同課によると、2月中旬からこの3店を含め高松市、さぬき市のコンビニ、たばこ店など計11店舗から12万円の偽札の届け出があったという。同課は山口容疑者の自宅からパソコンなどを押収。偽造方法などを調べる。【中村好見】
毎日新聞 2011年3月12日 地方版