仙台から韓国人約80人が帰国、安堵の表情
【永宗島15日聯合ニュース】東日本を襲った巨大地震と大津波で深刻な被害に見舞われた宮城県仙台市に在住する韓国人のうち80人余りが15日、帰国した。
帰国者らは同日午前に新潟を出発し、大韓航空便で仁川国際空港に到着した。空港到着ロビーに姿を現した帰国者らは出迎えた家族と再会し、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
帰国者の大半はお年寄りや幼い子どもがいる家族、学生で、駐仙台韓国総領事館に集合後、14日に駐日韓国大使館が用意したバスで新潟に移動した。仙台総領事館に退避した韓国人は約200人で、領事館側が帰国の順番を決める際、お年寄りと子どもを優先させたという。
無事の帰国を喜びあう家族=15日、永宗島(聯合ニュース)
関連記事
- 政府、福島原発近隣の韓国人に避難指示03-15 15:25
- 東北の在日韓国人不明者、福島でも50人03-14 14:22
- 東日本大地震、韓国人の初の死亡者確認03-14 12:05
- 駐仙台総領事館、現地韓国人の3割以上安全確認03-13 16:02