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原子炉冷却作業のポンプ車が不足~保安院
原子力安全・保安院は14日夕方の会見で、福島第一原子力発電所で冷却作業を行うためのポンプ車が足りていないことを明らかにした。
原発の原子炉については、いかに冷却して爆発をふせぐかが重要となる。福島第一原発では1号機、2号機、3号機と全部で3つの原子炉を冷却しなくてはならない状況となっているが、14日午後5時点で1機分しか冷やす能力が確保できていないという。3号機が水素爆発した影響で、5台あるポンプ車のうち4台が破損した可能性があることによるため。
その後、必要なポンプ車を確保できたかについて、原子力安全・保安院は「確認できていない」としている。
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