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NHK連日2けた視聴率、最高26・1%

2011.3.15 05:03
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 11日に列島を襲った東日本大震災を受け、国民は連日、テレビに釘付けになった。

 14日に発表されたビデオリサーチ(関東地区調べ)の視聴率調査によると、NHKでは地震発生直後の11日午後2時48分に国会中継から速報に切り替えたところ、2・9%から10・6%に急上昇。テレビを見ていた人の中で同番組を見ていた割合を示す番組占拠率は32・4%だった。その後も視聴率2ケタ台、占拠率30%前後をキープし、11日午後7時のニュースでは20・6%(関西地区19・2%)を記録。

 深夜、早朝の時間帯も6〜11%台と、前4週平均の6倍近い数字を叩きだし、改めて有事の時のNHKを印象づけた。

 同局では、翌12日も依然2ケタ台の視聴率をキープし、午前8時台、午後6、7時台には20%超え。大河ドラマ「江」を休止して放送した13日午後8時台には、東京電力・清水正孝社長による計画停電の詳細発表会見と重なったこともあり、3日間で最高となる26・1%(関西地区16・5%)に跳ね上がった。

 震災直後からCMを飛ばして報道特番を編成した民放各局も、フジテレビで12日午後6時からの「FNN報道特番」(同11時まで)が15・6%、日本テレビで13日午後6時からの「NNN緊急特番東日本大地震バンキシャSP」(同7時58分まで)が14・5%を記録するなど、軒並み高視聴率を記録した。

 多くの人々が東日本を襲った大惨事の行方を見守り、震災時の必要情報を求めてテレビの震災特番を活用していたことが裏付けられた形だ。


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