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■ 福島原発危機対応、首相が陣頭指揮へ
福島第一原発の危機対応について、政府は菅総理大臣が自ら陣頭指揮に立って対応にあたる考えです。
菅総理は、きょう未明、福島第一原発について、「憂慮すべき状況が続いている」と述べました。 「憂慮すべき状況は続いておりますけれども、なんとしてもこの危機を乗り越える。その陣頭指揮に立って、やり抜きたい」(菅首相) また、菅総理は、福島第一原発の危機対応を政府と東京電力が一体で行うため、「統合対策本部」を立ち上げると発表、その後、自ら東京電力の本社を訪れました。 菅総理は東電側と3時間以上にわたって協議し、この中で東電の一連の対応について、「テレビで爆発が放映されているのに官邸には一時間ぐらい連絡がなかった。一体どうなっているんだ」と東電側を厳しく批判しました。 さらに、菅総理は東電側に対し、「あなたたちしかいないでしょう。撤退などありえない。覚悟を決めてください」と迫ったということです。 「統合対策本部」は東電本社に置かれ、海江田経済産業担当大臣が常駐します。官邸側は枝野官房長官が窓口となって、原発の危機管理と情報発信に当たるということです。 総理自ら未明に東電を訪問し、「統合対策本部」を立ち上げるという異例の行動は、これまでの東電側の一連の対応に不満を募らせた政府が、危機対応に直接関与する姿勢を強調する意図があったものとみられます。(15日09:44)
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