【ベルリン小谷守彦】「じっとしていられない」--。ベルリン中心部の市庁舎前広場で13日、東日本大震災の被災者に連帯を示す集会が開かれた。約100人が赤、白のシャツで日の丸の形に並び、犠牲になった人々を追悼した。
主催者のニコラス・ヤコービさん(38)によると、フェイスブックでの議論がきっかけ。「一人一人の力は小さいが、力を合わせれば助けになれることを示したい」という提案に次々に賛同者が現れ、地元ラジオも参加を呼び掛けた。
参加者の一人、元ジャーナリストのアンネマリ・タマンナイさん(60)は「復興支援や献金で力になれる。私たちは日本の味方だ」と話していた。
毎日新聞 2011年3月14日 東京夕刊