【マレーシア】東日本大震災、救援隊を派遣:首相がお見舞い、早期復興に願い
NNA 3月14日(月)8時31分配信
ナジブ首相は11日、東日本大震災の被害に対し受け、日本政府と国民に「深くお見舞いの意を示す」との談話を出した。同日中に日本政府に支援の申し入れを行い、12日にマレーシア災害支援救済特別チーム(SMART)を派遣すると表明。アニファ・アマン外相も11日付で松本剛明外相首相宛ての見舞いの親書を送った。在マレーシア日本国大使館は12日、謝意を示すとともに、マレーシア人を含む被災地の外国人の救護と安否確認に全力を尽くすとコメントを出した。
外務省はプトラジャヤの本庁と東京の大使館に対策室とホットラインを設け、日本に滞在するマレーシア人の安否確認などに動いている。12日午後11時時点で被災地に滞在していた416人と連絡が付き、けが人などはなかったという。SMARTは捜索隊員、医師、看護師の15人と捜索犬6匹で構成される。マレーシア空軍(RMAF)の輸送機C-130型2機でクアラルンプール近郊のスバン国際空港から出動する。
地震の影響で、日本航空(JAL)は11日夜のクアラルンプール(KL)発成田行き724便に約2時間の遅れが生じた。12日の同便も出発が3時間強遅れた。成田を12日昼に発つ便は欠航したが、13日昼の便はほぼ定刻通りにクアラルンプールに到着した。
マレーシア航空(MAS)便は11日夜発のKL〜関西空港便が遅延。12日午前発のKL〜成田便が台北でストップした。13日午後2時の発表では、同航空の日本発着便はすべて通常運航に戻っている。
地震が発生した11日は、クアラルンプールは年2回の観光見本市「MATTAフェア」の開催初日だった。自治体をとりまとめて日本ブースを出した日本政府観光局(JNTO)の関係者によると、日本旅行を扱う旅行代理店には、旅行を予約している人や検討している人から多数の問い合わせがあった。地元の旅行会社は「日本は災害対策の経験があり、復興も早い」と期待する見方が大勢という。ただ、JNTOは甚大な被害状況にかんがみ、最終日13日は活動を中止。出店ブースに最低限の人員は残したが、積極的なPR活動は控えた。
先週末11日のマレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)のクアラルンプール総合指数(KLCI)は、前日比21.29ポイントと大幅に下落して1495.62ポイントとなり、1500の大台を割り込んだ。市場関係者は、大地震災害による一時的な落ち込みと冷静な見方をしている。
外務省はプトラジャヤの本庁と東京の大使館に対策室とホットラインを設け、日本に滞在するマレーシア人の安否確認などに動いている。12日午後11時時点で被災地に滞在していた416人と連絡が付き、けが人などはなかったという。SMARTは捜索隊員、医師、看護師の15人と捜索犬6匹で構成される。マレーシア空軍(RMAF)の輸送機C-130型2機でクアラルンプール近郊のスバン国際空港から出動する。
地震の影響で、日本航空(JAL)は11日夜のクアラルンプール(KL)発成田行き724便に約2時間の遅れが生じた。12日の同便も出発が3時間強遅れた。成田を12日昼に発つ便は欠航したが、13日昼の便はほぼ定刻通りにクアラルンプールに到着した。
マレーシア航空(MAS)便は11日夜発のKL〜関西空港便が遅延。12日午前発のKL〜成田便が台北でストップした。13日午後2時の発表では、同航空の日本発着便はすべて通常運航に戻っている。
地震が発生した11日は、クアラルンプールは年2回の観光見本市「MATTAフェア」の開催初日だった。自治体をとりまとめて日本ブースを出した日本政府観光局(JNTO)の関係者によると、日本旅行を扱う旅行代理店には、旅行を予約している人や検討している人から多数の問い合わせがあった。地元の旅行会社は「日本は災害対策の経験があり、復興も早い」と期待する見方が大勢という。ただ、JNTOは甚大な被害状況にかんがみ、最終日13日は活動を中止。出店ブースに最低限の人員は残したが、積極的なPR活動は控えた。
先週末11日のマレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)のクアラルンプール総合指数(KLCI)は、前日比21.29ポイントと大幅に下落して1495.62ポイントとなり、1500の大台を割り込んだ。市場関係者は、大地震災害による一時的な落ち込みと冷静な見方をしている。
最終更新:3月14日(月)8時31分