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あんとに庵◆備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-03-13

[]停電慣れしている島から停電のやり過ごし方を書いてみる 05:29 停電慣れしている島から停電のやり過ごし方を書いてみるを含むブックマーク 停電慣れしている島から停電のやり過ごし方を書いてみるのブックマークコメント

かつてない災害に遭われ東北関東の皆様は不安な日々にあるかと思います。

さて、我が島は台風が来る度によく停電します。48時間停電というのも経験しました。通電したのにブレーカーが上がってて気がつかずに我が家は自主的に72時間停電になってたけど。雷が鳴っても停電します。ついでに電子機器いかれるのでこれは困る。それと何故かしらないけど停電することもあります。昨日も夜中に何度も停電していました。理由は判らない。九州電力謎。。な、環境なので島人たちは大変に停電慣れをしています。

その知恵を書き付けておきますです。台風時の長時間停電で経験したことですが、なんらかの参考になれば。専門的な情報は様々なサイトにでていますからそっちを見てくださいです。

夜になっての停電は全てが闇に包まれます。ソーラーなどではない街灯も消えるところでは外も真っ暗。月夜じゃないとほんとに闇。星が綺麗だなーと楽しむ余裕があるならいいけど、たいていは面食らいますね。


懐中電灯を用意する

懐中電灯は頼もしいです。

ただし闇の中で探す羽目になることは多いのでまず確実に判る場所においておきましょう。玄関脇の棚、食卓のテーブルの真ん中とかいいです。但しそこにたどり着くには困難だと思う場合、お手元にケータイがあるならケータイパネルが意外と明るいのでそれを掲げて歩くといいです。懐中電灯探すぐらいの明かりにはなります。

懐中電灯は手にしたら必ず手元に。出来れば予備の懐中電灯も。また家族一人一人分は欲しいかもしれません。

家の中ではランタン型の電灯もあります。これは便利。懐中電灯と違って拡散型なのと置くことが前提の造りなので、料理やトイレの時に便利。他にも色々便利。

頭につける型のも便利ですが意外と光がちらちらしてうっと惜しく感じるかも。

懐中電灯を首からさげとくのもいいよ。

外出時には必ず懐中電灯を持ってでること。日がまだ短いですから。家に帰った時に暗いなんてこともあります。出先が暗いこともあります。真っ暗だと家の鍵穴すら見えないので懐中電灯が頼もしいのです。

また道を歩いている時の事故防止にも役立ちます。真っ暗な道などでは車からは歩いている人が判り辛いので懐中電灯をつけていると所在が判り大変に助かるでしょう。

性能のいいものは大型電気店以外では釣り屋さんなんかで売ってたりしますね。

ガーデン用のソーラーの明かりなども便利かも。

●ろうそく

ウソクの明かりは和んで素晴しいものがあります。電気よりも和む。

わたくしは台風時の停電では廊下居間、台所とトイレにそれぞれ何本か直径5センチくらいの太いロウソクを立てていますが、これだと懐中電灯いらずの明るさになります。本は読めませんが生活には困らないようになります。

太いロウソクなら一晩中ともしてもたいして減らないのでよいです。仏壇のとかはすぐ無くなります。それとパラフィン系のは減りが早いです。昔ながらの鑞のものを買いましょう。

ロウソクは火事を引き起こすおそれがある為に置く場所は注意すること。下には必ず陶器などの受け皿を。鑞が垂れます。また周りに燃えるものがなく、活動に支障のない場所に起きましょう。ぶっ倒れても燃えないように広い皿の上におくとか。

火事防止のために広い口のガラスコップなどに入れるなどの措置は有効。ただし酸素不足で消えてしまうこともありますから予め消えないかどうか試しておくのがいいかと思います、

太いロウソクは雑貨屋さん、アロマやさんの他、教会グッズ店などにも売ってます。(四谷サンパウロ3Fにはすごいぶっとくて長い絵がついたのが売っていますがアレは復活祭用のなので。一年ぐらいは持ちますけどね)

冷蔵庫

停電時になったらなるべく扉の開閉を少なくする。3時間程度の停電なら確実に持ちます。

経験でいうなら24時間で氷は半分溶けましたがモノは腐りませんでした。しかも夏期。島の夏で。しかし72時間では流石に冷蔵庫のものは腐り、冷蔵庫内は水浸しになりました。しかしその時でも冷凍庫に入れた肉類は持ちました。心配なものなら冷凍庫に移すという手もあります。とはいえ3時間ならまったくそのような心配はいりません。心配性の方のみどうぞ。

アイスクリームは脆弱です。溶けてから再び凍ったアイスクリームは気が遠くなるほどまずいですから、まぁお早めに食しましょう。

●ご飯

電気が使えないと電子レンジは使えません。停電中は断食するといいよ。。。。ではなく、どーしても腹が空きそうなら通電中にご飯を炊いといて、少々の冷や飯食いをするのがいいでしょうね。あまってしまったご飯は梅干塩にぎりにしておくと持ちます。冷蔵庫に入れると通電したあと冷えてご飯固くなるし超不味くなるので入れない。それか通電中に凍らせといたのを焼き飯にする。(ガス来てるなら)

あとパン食は楽。わたくしは停電時はいつもパン食べてます。島人もそうなので台風時はスーパーからパンが消えます。まぁ数日停電とかあるもんで。。ちょっと極端な環境ですね。島の場合は。

●コンロ

ガスが来てるなら最強。なんの問題もないですが不幸にもガスが来ない!!!とかオール電化なご家庭はカセットコンロ買っとくといいですね。お湯もこれでオケ

暖房

どてらや丹前を買いましょう。アレあったかくていいよ。で、腰と背中(首のすぐ下)にホカロンで最強。島は石油が高いんで冬もなるべく暖房切ってますが流石に南島とはいえ寒いのでそれでしのいでる時もあります。

ない時は毛布かぶる布団かぶる、あと家族一部屋で寝るとあったかい。人間の放つ放射熱は意外と馬鹿になりません。犬や猫もあったかいけど。。。停電時は一部屋に固まってるといいかもです。

電話

固定電話はモジュラージャック繋げば使えたりします。但し光電話はダメだそーです。それからネットもモジュラージャックに繋げば出来たりします。但し光電話は除く。。。我が家は光電話にしたのでもう駄目です。。。しくしく。

ケータイは充電池がある限りは問題ないですね。予備のも用意しとくといいです。

ファックス電話は通電するといちいちまた日時打ち込まなきゃいけないというムカつく機種があるので、そのようなものをお使いの場合はもう無視して正常になるまで放置しましょう。

暇つぶし

電気切れるとマジにナンもでけん。本も読めん。寝ろ。

本が読めるような昼間はともかく、日が落ちての停電となるとほんとにとことん暇ですから予めDS,PSPの充電は済ませておきましょう。あと、ラジオなどを用意しとくといいかもしれないです。

滅多に見ない真っ暗な街並散歩などするのも愉しいかもしれませんよ。

●パソコン

電気切れると大変なことになるのでノートパソコン推奨。あと通電時にぶっ壊れることもあるので停電時は電源を外しておくとよいです。

●テレビ

これもコンセント抜いとく。

●電灯

世の中には停電から復帰すると必ず切っておいたはずなのに点いちゃうという恐ろしい電灯もあるそうで(知人の家のがそう)就寝時に入るためそれはウザイなどという人は電球蛍光菅を外しとくといいです。

通電時に困るシリーズは他にもあるかもしれませんから停電前に使ってないのは全部コンセントから抜いとくのも手。

アイロンドライヤーはおっかないので必ずコンセント抜いとく。

●水

水道が一部地域で止まるとありましたが、まぁ風呂に水は常時はっとくといいかもです。飲み水もペットボトルに用意しとくはデフォルト知識ですね。

●停電で困ったこと

ウォシュレットが使えない。。。蓋の自動開閉式などというふざけた仕様(うちのだ)のは電気切れると蓋の開閉がなんだか開け辛い感じになり無理矢理開けて壊したりしてしまう(親父がやってしまった)ので蓋は開けっ放しにしといた方がいいです。

他思いついたらまた足していきます。

未曾有の災害ですが、頑張って乗り越えてください。

震災被災者震災被災者 2011/03/14 07:30 停電情報、役に立ちます
しかし一点。
余震があるかもしれない地域では「ろうそく」は厳禁です
その旨、改訂いただけるとたすかります

とりす呑むとりす呑む 2011/03/14 07:53 φ(`´)メモメモ

とりす呑むとりす呑む 2011/03/14 07:53 φ(`´)メモメモ

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