防衛省は14日、東日本巨大地震の被災者の捜索・救難、物資輸送のため、即応予備自衛官と予備自衛官を招集すると発表した。双方を合わせて総勢約6500人となる。即応予備自衛官らの招集は戦後の自衛隊創隊後、初めて。
予備自衛官は有事などを想定し、自衛隊が予備役として任用している非常勤の自衛官。自衛官OBや自衛隊の教育・訓練を受けた者が任用される。中でも、即応予備自衛官は特に訓練回数が多く、練度が高いとされる。陸上自衛隊で緊急時に即応態勢をつくって投入できる非常呼集部隊として知られるが、海上、航空両自衛隊には存在しない。
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