米先遣隊が日本に到着 救援活動支援が本格化

2011.03.13 Sun posted at: 11:31 JST

(CNN) 11日の大地震で甚大な被害が出ている日本を支援する米国の活動が本格化している。

米国からの災害援助隊の先遣隊は12日、日本に到着。残りの援助隊と物資、人員は13日に到着の予定だ。

米国の原子力規制委員会(NRC)は12日、福島第一原発1号機で炉心溶融が危惧されることを受けて、災害発生を防ぐ目的で沸騰水型原子炉の専門家2人を同地に派遣した。原子力開発分野で世界有数の専門家を有するNRC当局は、日本に最大限協力する意向を明らかにしている。

また横須賀基地の在日米軍第7艦隊は12日、最も被害が深刻な地域に向けて、同軍厚木米海軍航空施設隊のSH-60ヘリコプターで、海老名から寄せられた米やパンなどの食料680キロ近くを搬送したとの声明を発表。

さらに沿岸部における救難活動および復旧活動の支援を想定し、12日に房総半島から駆逐艦2隻、13日には横須賀港からもう1隻の駆逐艦を被災地沖合いに向けて移動させているという。沖縄基地の在日米軍も人員や輸送機の提供などの救援活動支援を行っている。また横田基地は、航空機が成田空港に着陸できない場合の臨時滑走路を提供している。

このほか、世界各地の米軍基地から8隻の米軍戦艦が被災者救援のため日本に向かっており、いずれも13日かそれ以降に到着の予定。うち1隻は米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」で、救援活動を行う自衛隊などのヘリコプターへの給油活動を行う。

米軍の声明によれば、これらの米軍による被災者救援活動は「友達作戦(Operation Tomodachi)」と名づけられているという。

また米国際開発庁(USAID)の救援隊2チームが14日、青森県の在日米軍三沢基地に到着する予定。チームは約150人の隊員と救助犬12匹で構成されている。

日本を支援する活動は国際社会にも広がっており、50以上の国や地域から日本政府に対する支援の申し出が相次いでいる。

地震と津波で大きな被害を受けた地域では、自衛隊などによる救援活動が続けられている

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