せと弘幸Blog『日本よ何処へ』

　東北地方太平洋沖大地震　（２）

　政府官邸は企業に責任を押しつけるのか。

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　菅首相 「原発の爆発の説明が遅れた理由は東京電力の報告が遅れたから」

　菅直人首相は１３日午後、首相官邸で社民党の福島瑞穂党首と会談し、福島第１原発１号機の１２日の爆発の説明が遅れた理由について「東京電力の報告が遅れた」と述べた。同党の重野安正幹事長が記者団に明らかにした。（2011/03/13-17:46）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031300237
                                                                                                                      
                                                                                                                 









































































 　この問題はネットでも盛んに議論されていることなので、私もこれに関して言及したいと思います。今回の地震は天災ですが原発に関しては必ずしも天災ばかりとは言えないと思います。

　地震が発生し自動的に原子力発電が停止した場合、水を供給して発熱を止めるシステムがあるのに、それが正常に作動しなかったという点は明らかに東京電力側の責任が問われるべき問題だと考えます。

　しかし、今回の問題とはそのような企業側の責任とは又別に議論されるべきものです。

　一刻一秒を争う原発の現場において、菅首相がわざわざ出向いたという事で、その間の作業が著しく停滞してしまった。と言うよりその間は事実上ストップしてしまったことが、より事態を悪化させてしまったという事が指摘されています。

　菅首相が自らの指導力を示すためのパフォーマンスで、事態がより悪化したとなれば、これは許し難いことであり、東京電力はこの件に関して真実を国民に示すべきであると思います。

　このようなパフォーマンスは宮崎県で発生した口蹄疫の時にも見られました。政治主導に拘って対応が遅れたことが致命的であったのに、その責任を宮崎県に押しつけました。

　今回も同じようなケースです。菅首相がイイカッコして見せようとしたことが、住民を危険に晒したことになったわけです。現在ネットで書かれているような事に関して枝野官房長官はどのように釈明するのでしょうか？

　68 ：名無しさん＠十一周年：2011/03/12(土) 10:02:03.58 ID:MR5wtMQZ0
菅が指導力を演出するため現地に行って指示するまでは、ガスを放出する許可を出さなかったんだよ。みんな呆れているよ

電力板より

194 ：名無電力１４００１：2011/03/12(土) 10:11:56.71
管が来る、とか言い出さなきゃ東電は午前4時だろうが申請して避難させて弁開けただろうよ。
結果、開けてないのに漏れる＝破損という事態を6時に招いた。