東北地方太平洋沖地震 蓮舫節電啓発担当相が会見「国民1人ひとりが協力し節電・消電を」
13日午後8時20分、蓮舫節電啓発担当相が会見を開いた。
節電に対するご協力の呼びかけを行っていきたいと考えております。
まずは、甚大な被害をもたらした今回の大地震、そして、津波による被災を受けた被災地の皆さま方が、今、暮らす地域、この被災地への電力の供給の再開、復旧が最優先されるものでございます。
ただ同時に、電力の供給が大幅に足りなくなっています。
今、海江田大臣からも説明がございました。
東京電力管内、最大需要電力に対して、1,000万kW足りていない。
これは通常の電力供給値と比べますと、4分の1、25%足りていません。
ぜひ、この現実をまずは、国民の皆さま方に受け止めていただいて、どうかお1人おひとりのご協力をいただいて、節電をしていただきたいとあらためてお願いを申し上げます。
小さなことかもしれません。
使っていないコンセントを抜いていただく、あるいは、電気機器の使用を最小限に食い止めていただける、あるいは、温水便座、これは待機電力がございますので、それを切っていただく。
とても小さなことかもしれません。
それでもどうか、国民の皆さま方が、お1人おひとりご協力をいただいて、節電、消電をしていただけることが、電力需要全体に大きな意味を持ってございます。
海江田経産大臣からはすでに、産業界に電力需要の抑制を求めています。
夜間のネオン等の自粛、あるいは百貨店の営業時間の短縮等は、お願いをしてございます。
多方で、不便を強いるかもしれませんが、国民の皆さま方にはわたしから節電をお願い申し上げます。
また、わたしの方からも、関係知事の皆さま方にも、直接節電を呼びかけていこうと思っております。
先ほど、佐賀県の古川知事から電話をいただきました。
「何かできることはないか」、「佐賀県出身の学生さん、東京に住んでいたら、しばらくは節電の関係に値するかもしれないので、いったん、Uターンをしてもらいたい」という呼びかけをすでに行っているという報告を受けました。
関係知事の皆さま方にも、ぜひ、知事を通じてからの発信を、わたしからもお願いをしてまいります。
国民の皆さま方に不便をおかけすることを再度おわびを申し上げますが、こういった国難の時期でございます。
ぜひ、ご協力をいただきたいということをあらためてお願いを申し上げます。
(03/13 21:41)