東北沖大地震、政府の対応チームがきょう現地入り
【ソウル12日聯合ニュース】東北沖大地震を受け、政府は韓国国民の安全対策を講じるため、対応チームを現地に派遣する。
外交通商部当局者はこの日、「政府の迅速対応チームが本日午後6時ごろ、日本の仙台に向かう。新潟空港を通じ、車で現地入りする予定だ」と明らかにした。
政府の迅速対応チームは外交通商部職員5人で構成される。現地で韓国国民の安全および被害状況を把握し、衛星電話を利用して本部に状況を報告する予定だ。
津波で破壊された宮城県仙台市内=12日、宮城(共同=聯合ニュース)
外交通商部は、駐日韓国大使館、駐仙台韓国総領事館、地域の在日本大韓民国民団(民団)などを通じ、在日韓国人の被害状況を把握している。現在まで人命被害は報告されておらず、現地公館で電話や直接訪問などを通じ、確認を続けているという。
一方、政府は救助隊76人、医療陣37人、韓国国際協力団4人ら計120人で構成された緊急救護隊を待機させており、日本政府から要請があれば、直ちに派遣するとしている。
関連記事
- 岩手の韓国人30人連絡不通、救助隊120人派遣態勢へ03-12 07:49
- 大韓赤十字社、地震被害の日本に緊急救護団派遣へ03-11 22:00
- 李大統領、日本の復旧・救助支援を指示03-11 20:41
- 宮城沖地震、国際社会から支援申し出相次ぐ03-11 19:52
- 宮城沖地震、韓国政府が救助隊派遣へ03-11 17:24