NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

トヨタ 14日の操業見合わせ

3月12日 20時38分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

トヨタ自動車は、今回の地震で従業員の家族の安否確認が進んでいないなどとして、週明けに予定していた14日の操業を、国内すべての工場で見合わせることを決めました。

トヨタ自動車は、ことし宮城県内で子会社の自動車の組立工場が稼働を始めたばかりでしたが、この工場と、関連の部品工場、それに、岩手県内にある子会社の組立工場のあわせて3つの工場で生産が停止しました。この3つの工場では、従業員全員の安否の確認が済みましたが、従業員の家族については安否の確認が進まず、状況がはっきりしていないことなどから、全社的に生産を行う状況にはないと判断しました。このため、国内に12あるトヨタ本体の工場すべてで週明けに予定していた14日の操業を見合わせることを決めました。また、これにあわせて愛知県や静岡県、それに福岡県にあるトヨタの子会社の工場などでも14日の操業を取りやめるということです。このほか、今回の地震で部品を円滑に調達するめどが立っていないとして、▽ホンダが三重県や静岡県、それに埼玉県の車の組み立て工場で、また▽三菱ふそうトラック・バスが神奈川県内の組み立て工場で、いずれも14日の操業を取りやめることを決めており、今回の地震の影響は自動車産業全般にも広がっています。