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バスで避難 住民9人が被ばく

3月13日 7時49分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

経済産業省の原子力安全・保安院は、福島第一原子力発電所から半径20キロ以内にある双葉町からバスで避難した住民9人が被ばくしたと発表しました。保安院では、9人の被ばくについて「直ちに健康に影響を与えるレベルではないと考えられる」と話しています。

原子力安全・保安院によりますと福島第一原子力発電所から半径20キロ以内にあり避難指示が出されている双葉町の住民でバスで避難した人およそ100人のうち9人について被ばくの検査を行いました。その結果、9人全員が被ばくしていることが分かったということです。9人がどこで被ばくしたのか詳しいことは分からないということですが、保安院では、検査の結果から「直ちに健康に影響を与えるレベルではないと考えられる」と話しています。双葉町では、12日病院から避難した3人について被ばくが確認されていますが、今回の9人に含まれるかどうかは分からないということです。